佐藤定四郎(さとう・さだしろう)氏が会長を務める天童市環境審議会が天童市役所で開催され、天童市環境基本計画の中間見直し案をとりまとめ、遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長に答申しました。
天童市環境基本計画は2002年度から2011年度までの10ヵ年計画で、5年をめどに見直しすることになっていました。今回の見直し案では、重点施策の1つである「天童ライフグランドプラン」を「自然循環型農業の推進」に変更し、堆肥化を目指していた「旅館の生ごみや給食ごみ」を養豚飼料として再利用する「10DOリサイクルプラン(てんどうりさいくるぷらん)」に組み入れ、堆肥化を進めるのは家畜の排泄物や果樹の剪定枝に限定しました。また、2009年度からは「容器包装プラスチック類」の分別収集が予定されていますが、これに加えて天童市が独自におこなっている「雑紙」の分別回収を推し進めるリサイクル推進などを施策として追加しました。さらに、新たな重点事項として「地球温暖化防止対策」「倉津川の水質保全対策」「環境学習事業」を盛り込みました。
これら中間見直しの概要版は、広報誌「市報てんどう」2007年4月1日版とともに市内全戸に配布されます。
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- ■天童のニュース:環境政策
- http://www.ikechang.com/news/news684.htm