北京オリンピックに出場する野球の日本代表第1次候補選手が3月31日発表され、天童市出身のプロ野球選手・広島東洋カープの栗原健太(くりはら・けんた)選手と横浜ベイスターズの加藤武治(かとう・たけはる)投手を含めた77名が選出されました。この77名は日本オリンピック委員会(JOC)に第1次候補選手として登録され、6月下旬には実メンバーの24名に絞り込まれます。星野仙一(ほしの・せんいち)監督は「7割ぐらいは基本線の人選になると思うが、あとの3割は競争。どれだけ伸びしろのある若手が出てくるか」とコメントしています。
昨シーズン、加藤投手は中継ぎ部門で第9位となる18ホールドポイントを記録しています。また、栗原選手は自己初となる全試合出場・打率3割を達成し、今期は4番バッターとして活躍しています。
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- ■天童のニュース:野球
- http://www.ikechang.com/news/news820.htm
- ■広島・栗原健太選手、自己初の全試合出場で3割バッターに (2007.10.09)
- http://www.ikechang.com/news/2007/news0710j2.html#071009
「なでしこサッカー教室」が3月30日に山形県総合運動公園(愛称:べにばなスポーツパーク)第2運動場で開催されました。これは山形県サッカー協会女子委員会の主催で行われたもので、サッカー日本代表の右サイドバックとしてアテネオリンピックで活躍した川上直子さんが講師を務めました。
参加したのは山形県内のスポーツ少年団などでサッカーをしている女子児童およそ70名で、高学年と低学年に分かれてボールコントロールやフェイントの仕方などを練習し、最後は川上さんも一緒になって練習試合を行いました。
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- ■天童のニュース:サッカー
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モンテディオ山形がキャンプを行った長崎県雲仙市の奥村愼太郎(おくむら・しんたろう)市長が、ホームスタジアム「NDソフトスタジアム山形」のある天童市を3月28日に訪れました。奥村市長は天童市役所で遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長とモンテディオ山形を運営している「スポーツ山形21」(山形県スポーツ振興21世紀協会)の海保宣生(かいほ・のぶお)理事長と懇談し、「キャンプ後、山形のサポーターから感謝のメールをいただき感動した。観戦した鳥栖との開幕戦は敗れてしまったが次はぜひとも勝ってほしい」と述べました。そして翌日の3月29日、ホームゲーム2戦目となるヴァンフォーレ甲府との対戦を、遠藤市長や海保理事長とともにロイヤルボックスから観戦しました。
一番左端が遠藤・天童市長、右となりが奥村・雲仙市長、一番右端が海保・理事長です |
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米沢牛串、米沢牛入サラミ、米沢牛入「おらえのねっちょまん」、米沢牛入「こだわりのビーフカレー」、米沢牛弁当、米沢の名水など、この日は米沢市のおいしいものが中央広場に並びました。特に米沢牛串は大人気で、なが〜い行列ができていました。 また会場入り口では、4月に行われる天童桜まつり「人間将棋」のチラシやティッシュが配られ、来場者におまつりをPRしていました。
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今シーズンから登場した「もんてらんど」。モンテス・エアドームは、中に子どもたちが入って遊ぶことができます。
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手を振る「YOZANくん」とディーオ |
ディーオはどこに行っても大人気! |
ホームゲームでは、協賛企業からの賞品が来場者に当たる「マッチデープレゼント」というイベントがあります。「米沢デー」となったこの日は、米沢市内の企業から焼酎、日本酒とビーフカレー、そしてコンチネンタル航空からグアムへのペア航空券が用意されました。米沢市のマスコットキャラクター「YOZANくん」も登場し、試合前にはディーオと一緒にスタジアム内をまわってファンサービスをしていました。
ディーオはものすごい人気です! 子どもたちは握手を求めて集まってきますし、大人たちはカメラを手にして集まってきます。「かわいぃ〜」という女性の声も飛び交っていました。バックスタンドでは、体操したり、足を前後に広げてベタッと地面にくっついたりして、大きな拍手をもらっていました。「もっと!」という声にこたえようと張り切りましたが、さすがにバック転まではできませんでしたね…(^_^;)
風が強いという天気のせいなのか、年度末でみなさん忙しかったせいなのか、観客数は3,164人と非常に少ないものでした。試合に勝つのはもちろんですが、こういう地道なファンサービスを続けていくことも、観客数アップには重要だなぁと思いました。観客数の増加は、地元・天童にとっても大きなメリットがあります。そもそも、サッカー(モンテディオ)、野球(楽天)、バレーボール(パイオニア)と、おなじ市に3つのプロ・実業団チームがある都市なんて田舎にはありません! 社会基盤も生活基盤もなんでもそろってしまっているがゆえに不自由さを感じないのが、天童のメリットでありデメリットなように最近思います。
行政や協会に要望するだけではなく、草の根運動のように、市民1人1人ができることから協力していく姿勢が必要だと思います。わたしはといえば、今シーズンからホームゲームの日には自宅前にチームフラッグを掲げるようにしました! 一面田んぼが広がる中でたなびく青色の旗。車を運転している人にはかなり目に付くようで、多くの人が目を向けていきます。「ん?なんの旗?」「モンテディオ?」と、まずは地元にプロのサッカーチームがあるということを認知してもらおうと思っています。
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- ■天童のニュース:モンテディオ山形
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- ■人間将棋
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3月17日から3月25日まで姉妹都市のニュージーランド・マールボロウに青少年大使として派遣されていた中学生4名が、帰国報告のため3月27日に遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長を訪れました。今年度派遣されたのは、黒井千春さん(天童市立第一中学校2年)、佐藤優介さん(天童市立第一中学校2年)、市村理紗子さん(天童市立第二中学校2年)、小屋香苗さん(天童市立第三中学校2年)の4名と、引率の工藤修子・教諭(天童市立第三中学校)です。青少年大使からは「みんなが心豊かで親切だったことと、自然の美しさに感動した。日本との文化の違いもいろいろ学べた。」「日本や天童のことをもっと知り、次に会ったときにうまく伝えられるようになりたい。」といった感想が聞かれました。
この『日本や天童のことをもっと知り…』というのは、素直な、かつ切実に感じたものだと思います。英語教育の重要性が叫ばれるなか、学習指導要領によって2011年(平成23年)からは小学校でも英語の授業が必修化されます。「道具」として英語が重要だというのは分かりますが、その前段として、自分たち・自分自身のことを知らないと会話そのものが成り立たないと思います。学校で授業数が取れないのであれば、日々の生活から、国語そして社会科(地理・文化)について学べるような「仕掛け」を保護者が考える必要があるのではないでしょうか?
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- ■天童のニュース:教育
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- ■天童のニュース:国際交流(マールボロウ)
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山形地方気象台は3月26日にソメイヨシノの第2回開花予想を発表しました。山形では、3月19日に発表された第1回目の予想よりも2日早い4月13日に開花すると予想されています。これは、3月の気温がおおむね平年よりも高めに推移していることと、今後も平年並みか高めになると推定されることから変更されたものです。第3回目の開花予想は4月2日に発表されます。
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- ■天童のニュース:サクラ・ツツジ・花
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天童市民病院の経営改善などについて協議する経営改革委員会の第1回会合が、3月25日に天童市役所で行われました。天童市民病院は、現在の市立天童病院が移転・新築に合わせて改称されたもので、天童市の拠点となる2次医療機関として4月1日にオープンする公立病院です。委員会は大学教授や意志、税理士、企業経営者、NPO法人代表者、婦人団体の代表者など8名が委員となり、日新製薬の大石俊樹(おおいし・しゅんじゅ)社長が委員長に選任されました。
協議では、まず、病院側から高度医療機器や接遇サービスの不十分さがこれまでの課題として報告されました。これを受けて、委員からは以下のような意見が出されたようです。
<経営改革委員会での意見要旨>
- 新病院では人間ドックなど検査機能の強化・充実が大事
- 1次医療機関や3次医療機関との連携が重要であり、病院の特長をどう出していくかが課題
- ソフト面を充実させて黒字に転換した病院もあり、参考にできないか
- 多少の公的支出が伴うのは仕方ないが、赤字経営では市民は納得しない
- 最初から赤字の経営計画を組むのは不健全であると再認識すべきだ
- 大規模病院にはない特長を出していくべきだ
- 市民も求めることばかりでなく「わたしたちの病院」をつくっていく意識が必要
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- ■天童のニュース:市立天童病院
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イタリア・マロスティカ市からやってきた市民訪問団が天童市を訪れました。マロスティカ市は「人間チェス」を開催している都市で、「人間将棋」が縁となって1989年に姉妹都市になりました。今回訪れたのはマロスティカ市のマリアアンジェラ・クマン文化部長を団長とする49名で、3月20日に来日し、23日に天童市へ到着しました。24日には、天童市将棋資料館を見学したあと天童市役所を訪問し、西沼田遺跡、旧東村山郡役所資料館、高擶地区の板塀がある街並みやワイン工場を見学したあと、夜からは歓迎セレモニーが開催されました。今年11月には締結20周年となることから、これを記念して天童市からマロスティカ市へ市民訪問団が訪れる予定になっています。
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- ■天童市の観光スポット
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- ■天童のニュース:国際交流(マロスティカ)
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