バレーボール・V・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスが、東北パイオニア体育館でタイのナショナルチームと公開練習試合を行いました。タイのナショナルチームは5月7日に来日してから天童市内で合宿を続けてきていて、5月17日から25日まで東京体育館で開催される北京オリンピック世界最終予選に出場します。対するパイオニアレッドウィングスは若手中心のメンバー構成で試合に臨み、接戦を演じる場面もありましたが、国を代表するチームの前にセットカウント2対3で競り負けてしまいました。
パイオニアレッドウィングス 2 |
25-19 17-25 12-25 31-29 11-15 |
タイ・ナショナルチーム 3 |
パイオニアのイベントではいつもなにかしらの「おみやげ」があるのですが、今回は体育館入り口で来場者1人1人にパイオニアレッドウィングスのグッズ(ポケットティッシュをボックスティッシュのようにする箱とコースター2枚)がプレゼントされました。 |
滝沢ななえ選手(左)と小濱ゆみ選手(右) |
試合開始は午後3時です。午後1時半ぐらいになると、まずパイオニアレッドウィングスのメンバーが体育館に姿を現し、ウォーミングアップを始めました。ジョギングやストレッチだけではなく、腕立て、腹筋、背筋をやって体を温めるのに大変驚きました。また、体がすごく柔らかくて、足を広げたまま上体がべったりと床にくっつくあたり、さすが!プロのアスリート!と感心してしまいました。 |
(08)今野加奈子(こんの・かなこ)選手 |
(19)芦野李沙(あしの・りさ)選手 |
(02)杉本早希(すぎもと・さき)選手 |
(04)庄司夕起(しょうじ・ゆき)選手 |
(23)香野晶子(こうの・あきこ)選手 |
(25)滝沢ななえ(たきざわ・ななえ)選手 |
パイオニアレッドウィングスの練習が始まってしばらくしてから、タイ・ナショナルチームも体育館に姿を現しました。
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(写真中)(15)細川麻美(ほそかわ・まみ)選手、(20)吉田真未(よしだ・まみ)選手、(25)滝沢ななえ(たきざわ・ななえ)選手
(写真右)(08)今野加奈子(こんの・かなこ)選手
(25)滝沢ななえ(たきざわ・ななえ)選手 |
(12)小濱ゆみ(こはま・ゆみ)選手 |
午後3時になるといよいと試合の始まりです。体育館の両側から、それぞれのチームがエスコートキッズと一緒に選手入場を行ったあと、パイオニアレッドウィングスとタイ・ナショナルチームとのあいだでプレゼントの交換が行われました。パイオニアからは、蓮尾雅彦バレー部長が天童市の特産品・将棋の置き駒(おきごま)をタイ・チームに手渡しました。 |
親善試合的なもののためか、タイ・ナショナル・チームはみなさん笑顔で和やかな雰囲気のなか始まりました。
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セレモニーが終わると、いよいよ試合開始です。スターティングメンバーはコートの上へ、それ以外の選手はベンチのとなりに集まります。
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タイ・ナショナルチームもおなじくそれぞれのポジションにつきます。 背番号7はナルモン・カーンアン選手、背番号5はタイ・ナショナルチームのエース、プルームジット・ティンカオ選手です。左腕には、誕生星座の「さそり座」にちなんだサソリのタトゥーがあります。 |
パイオニアがポイントを挙げるたびに、交代の出番を待つ選手たちも喜びを分かち合っていました。 |
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第4セットはパイオニアレッドウィングスがなんとか競り勝ちましたが、第5セットは強烈なアタックが次々に決まり、セットカウント3対2でタイ・ナショナルチームの勝利で終わりました。仏教国らしく、試合終了後は合掌しながらお辞儀を繰り返していました。 |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html