サッカーJ2の第16節、モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形でロアッソ熊本と対戦し、3対1で逆転勝ちをおさめました。この結果、勝ち点は22から25に増え、順位は暫定5位、J1昇格圏内の3位とは勝ち点差1に位置しています。
試合前にはメインスタンドでチケットをPR |
終了後にはスタジアム出口でPRしてました |
村山農業高校「又新連」が徳内ばやしを披露 |
6月15日「みちのくダービー」まであと21日! |
恒例となった縁日風の食べ物の屋台に加えて、村山農業高校「又新連」(ゆうしんれん)が徳内ばやしを披露して、スタジアムを盛り上げました。しかし、日曜午後の開催にもかかわらず、この日の入場者数は3,019人。平日のナイター開催だった前節と比べても、500人程度しか増えていません。「以前はタダ券をばらまきしていたけど今年からそれがなくなったから、今の数が本来の数字なんだ」という声も聞こえてきます。そこでふと、ある雑誌の記事を思い出しました。「週刊東洋経済」2005年9月3日号の第2特集で「スポーツに学ぶ経営」と題して、プロ野球の千葉ロッテマリーンズと、J1リーグのアルビレックス新潟の躍進・業績回復について解説されています。
<成功の3か条(千葉ロッテマリーンズ)>
- 改革のためには外部から人材を投入
- ロッテは2人のキーパーソンを入団させた
- 失敗は素直に認めて、路線修正
- 一度解任のバレンタイン監督を再招聘
- 先行投資は惜しまず
- ロッテはスカウトと選手育成にコストをかけることにした
<成功の3か条(アルビレックス新潟)>
- とにかく客を集める
- 目先の損益には関係なく、まずは試合を見てもらう(商品を試してもらう)ことが重要だった
- 常識=正解ではない
- 無料券配布への批判は強かったが、配布を続けた
- スローガンはシンプルに
- 「新潟にW杯を!」で地元の支援体制は強化された
千葉ロッテマリーンズでは、ファンサービスを通じて観客動員数を増やすことが模索され、いろいろなアイデアを検討した結果、試合後に選手と一緒に写真が撮れる「カメラデー」、サラリーマンが割引になる「サラリーマンデー」、試合中に観客の子どもをグラウンドに入れてベースランニングができる「キッズデー」などを実施したそうです。
アルビレックス新潟では、批判されようが反対されようがチケットの無料配布を続けてきました。しかし、最大の要因はチームが勝つことだったようです。大勢の観客が集まった試合で劇的な逆転劇を演じたり観客を魅了するプレーをすることが、初めてスタジアムを訪れた人たちに「サッカーっておもしろい!」という印象を与え「また見に来てみよう!」という気持ちにつなげたようです。また、ほかの多くのチームとは異なり、ファンの主体がファミリー層というのも特徴のようです。老若男女、幅広い世代からスタジアムに足を運んでもらうとすれば、小中学生をメインターゲットにしたPR作戦を展開して、一家総出で来てもらう雰囲気づくりをするのが良いかもしれません。
さらに、これからはファン1人1人の草の根運動も大切ではないかと思います。試合が終わって午後4時ごろ、夕飯の食材を買いに某スーパーマーケットに立ち寄りましたが、モンテディオのレプリカユニフォームを着たお客さんを見かけました。モンテディオのユニフォームを着た、小さな子どもを連れた親子が仲良さそうに買い物を楽しむ光景は、それだけでモンテディオのイメージアップにつながりますし、バツグンの宣伝効果を発揮します。試合に勝った日はユニフォームを着たままスーパーやコンビニに立ち寄ってから家路に着く、なんて取り組みはどうでしょう?
次のホームゲームは、6月8日(日)にサガン鳥栖と対戦します。午後4時キックオフなので、試合が終わると午後6時ぐらい。勝ったあかつきには、晩御飯はユニフォームのまま外で済ませてから帰る、なんてのもいいかも?
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形:ロアッソ熊本戦フォトギャラリー(外部サイト)
- http://www.montedio.or.jp/photo/photo_l0816.htm
天童市消防本部救急隊が、山形大学医学部付属病院のDMAT(災害派遣医療チーム)との合同訓練を5月24日に行いました。DMATは、大地震や大事故などが発生した際にいち早く被災現場に駆けつけて救急治療などを行う専門的な訓練を受けた医療チームで、山形県内では4つの病院に設置されています。DMATはこれまで何度か防災訓練に参加し、救急医療の手順などについては確認してきました。今回は、現場で一緒に行動することもある救急隊との連携や安全確保への基礎知識についても学ぶ目的で、初めて合同訓練を実施しました。
訓練には、山形大学医学部付属病院の川前金幸・救急部長をはじめとしたDMATの医師4名に、天童市消防本部の救助隊員18名が参加しました。まず、救助隊員が油圧式スプレッダーなどの救助資機材や装備について説明したあと、医師らが空気呼吸器や安全帯などの安全確保装備の基本的な使い方を実習したあと、2階から降下する訓練、ビルの間などの横穴に進入する訓練なども行いました。参加した仁木敬夫・医師は「医師は患者だけを見て動いてしまいがちだが、2次災害を防ぐために自分だけで動いてはいけないことを再確認した。ここまでの訓練は初めてで、非常にいい経験になった」とコメントしています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:災害
- http://www.ikechang.com/news/disaster.html
- ■天童のニュース:消防・防災
- http://www.ikechang.com/news/news686.htm
2008年のサクランボ予測収穫量について、山形県サクランボ作柄調査委員会は「やや少ない」と5月23日に発表しました。委員会は山形県農林水産部、全農山形本部、東北農政局山形農政事務所などで構成されていて、5月21日に山形県内の主要な産地44ヵ所で作柄調査を行いました。その結果、作柄は平均収量13,500トン(過去10年間のうち、最大と最小を除いた8年分の平均値)に対して85%以上95%未満の「やや少ない」と判断しました。また、着果数(1つの花束部分の果実数)は「1.5」で、平均値「1.8」を下回っているものの、果実の大きさは良好で病害虫による影響も見られないことから「収穫量は少ないが、高い品質が期待できる」とコメントしています。
今年の収穫最盛期は、サトウニシキ(佐藤錦)が昨年よりも3日ほど早い6月22日ごろ、紅秀峰(べにしゅうほう)も昨年よりも3日ほど早い7月2日ごろと予想されています。収量予測が「やや少ない」と発表されたことで、サクランボの盗難被害が心配されます。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
- ■天童市の観光果樹園
- http://www.ikechang.com/fruits0.htm
モンテディオ山形のホームスタジアム「NDソフトスタジアム山形」がある山形県総合運動公園の南側で、今年もヒマワリ迷路づくりが始まりました。これは地元・干布(ほしぬの)地域の住民が取り組んでいるもので、5月18日に干布地域づくり委員会や干布小学校の児童、青少年育成会のメンバーなどおよそ70名が集まりました。参加者は、およそ45アールの敷地の石拾いをしたあと、肥料用と観賞用の2種類のヒマワリの種をまきました。
ヒマワリ迷路が開園するのは、7月20日ごろの見込みです。7月25日(金)には、午後7時キックオフでサッカーJ2・モンテディオ山形対ザスパ草津の試合があります。少し早めに足を運んで、迷路を楽しむ、なんてのもいいかもしれませんね。
- (関連ページ)
- ■ひまわり迷路
- http://www.ikechang.com/nature/himawari.html
- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
サッカーJ2の第15節、モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で徳島ヴォルティスと対戦し、2対0で勝利しました。この結果、勝ち点は19から22に増え、順位は7位、J1昇格圏内の3位とは勝ち点差4に位置しています。
6月15日「みちのくダービー」まであと25日! |
ホームでの勝利を喜ぶサポーター |
今シーズン初の平日ナイター開催となったこの日、キックオフ1時間前でも「もしかして500人ぐらいしかいないのでは?」と思うぐらいにスタジアムはスカスカの状況…。前節、ベガルタ仙台から衝撃的な逆転負けを喫しただけに、そのことが原因で客足が遠のいてしまったのかと思われましたが、時間が経つにつれて次第にサポーターが集まり、最終的には2,479人の入場者数がありました。しかし、平日夜の試合は興業的にはキツイものがあります。試合途中からは、部活動を終えた高校生と見られる一団が駆けつける姿がありました。以前から「無料招待は中学生以下で十分なんじゃないか?」と思っていましたが、今回の様子を見ると、「これまで同様、今後も高校生以下無料でいいかなぁ」と思いました。
試合はというと、前半を2対0で折り返し、後半に入るとゴールに攻め込まれるシーンが何度かあって、ベガルタ仙台戦の悪夢が頭をよぎった人も多かったのではないかと思います。しかし、右ひざ前十字靱帯損傷で1年以上リハビリを続けてきた木村誠(きむら・まこと)選手がスタメンで復帰、財前宣之(ざいぜん・のぶゆき)選手も今季初スタメンで大活躍、後半36分には高卒ルーキーの太田徹郎(おおた・てつろう)選手も出場、と、この日は嬉しいことづくめの勝利で幕を閉じました。スタジアムからは「やっぱ、キムマコ!スゴイ!」「ザイとキムラがいるだけで全然別のチームみたいな感じになってる」という声が聞こえてきました。次の試合は、ホームにロアッソ熊本を迎えて5月25日(日)に行われます。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形:B・Mミーティング 第2期第1回のまとめ(外部サイト)
- http://www.montedio.or.jp/news/news_080515_1.htm
- ■モンテディオ山形:徳島ヴォルティス戦フォトギャラリー(外部サイト)
- http://www.montedio.or.jp/photo/photo_l0815.htm
天童市農作物盗難防止対策会議が5月20日に天童市農業センターで開催され、天童市や天童市農協、生産組合、防犯協会、天童警察署などからおよそ40名が参加しました。山形県内でもトップクラスのサクランボ生産量を誇る天童市では、昨年は届出があったものだけで4件の盗難が発生し、142キロ(47万2000円相当)の被害がありました。
今年は例年よりも不作傾向にあるといわれていることから、昨年よりも盗難件数の増加が懸念されています。農作業の手伝いを装った日中の盗難も予想されることから、今年は天童市内8つの農協支所単位に昼と夕方の2回、生産組織や実行組合が中心となり、広報車を使った巡回パトロールを行うことにしています。また、夜間パトロールについては、各地区の実情に合わせてそれぞれ実施されます。
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- ■天童のニュース:サクランボ
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- ■天童のニュース:農業政策
- http://www.ikechang.com/news/news682.htm
1年を通してさまざまな自然体験を楽しむ「ぽんぽこ塾」の開校式が、5月18日に天童市立高原の里交流施設「ぽんぽこ」で開催されました。「ぽんぽこ塾」は「ぽんぽこ」の主催で昨年から行われているもので、今年は昨年よりも多い24名が参加し、田植え、山菜・キノコ採り、ホタル鑑賞ウオーキング、稲刈り、クリスマスツリーつくり、かんじきツアーなど、地元の住民を講師にして月1回のペースで来年3月までいろいろな自然体験を楽しみます。この日は開校式で自己紹介を行った後、田麦野(たむぎの)公民館長の村山惣四郎(むらやま・そうしろう)さんから借り受けたおよそ350平方メートルの田んぼに移動して、昔ながらの手作業による田植えを体験しました。
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- ■天童のニュース:ボランティア・各種団体
- http://www.ikechang.com/news/news160.htm
- ■天童のニュース:できごと全般
- http://www.ikechang.com/news/news110.htm