天童市の姉妹都市・ニュージーランドのマールボロウ市へ派遣される青少年大使4名が3月12日に山本信治(やまもと・しんじ)天童市長を訪れ、抱負を語りました。今年マールボロウ市へ派遣されるのは以下の4名の中学生です。一行は3月17日から3月26日までの日程でマールボロウ市に滞在し、体験入学やホームステイなどを通して交流を深めてきます。山本信治市長から励ましの言葉をかけられた4名は「チャレンジ精神で異文化を思う存分体験してくる」と決意を新たにしました。
学校名 |
学年 |
氏名 |
天童市立第一中学校(天童一中) |
2年 |
後藤笑実子さん |
天童市立第二中学校(天童二中) |
2年 |
片桐千津香さん |
天童市立第三中学校(天童三中) |
2年 |
近藤孝俊さん |
天童市立第四中学校(天童四中) |
2年 |
松浦薫花さん |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:教育
- http://www.ikechang.com/news/education.html
- ■天童のニュース:ニュージーランド・マールボロウ
- http://www.ikechang.com/news/news660.htm
サッカーJ1のモンテディオ山形は3月14日、名古屋グランパスを天童市のNDソフトスタジアム山形に迎えてホーム開幕戦を戦い、0対0で引き分けました。この結果、勝ち点1を加えたモンテディオ山形は、暫定ながら2位につけています。また、雪が味方したという見方はあるものの、昨シーズン3位、今年も優勝候補にあがっている名古屋グランパスを相手に互角に試合を進めたことで、「最下位独走」と言われてきたモンテディオ山形の評価が変わりつつあります。
ホーム開幕戦、地元紙・山形新聞が真っ青に! |
特別紙面でモンテディオ山形を応援します |
ホーム開幕戦の朝、山形県内の多くの家庭が「あれ?新聞がない?」と驚きました。わたしも「あれ?」と最初思ったものの、よ〜く見ると、真っ青な紙の束が…。地元紙の山形新聞が、モンテディオ山形を応援しようと1枚目の全面を使った特別紙面を企画しました。いっぱいに広げると、今季のチームスローガン「J1出陣。」そして、応援歌「SAMURAI」の1フレーズ「青白の侍よ 共に戦おう」が書かれています。裏面には、スポーツジャーナリストの二宮清純(にのみや・せいじゅん)氏のコメントとゲームスケジュールが書かれています。この日の新聞は、スタジアムでも配布されました。
3つのスポーツチームを応援するペナント |
山形新幹線で名古屋サポーターが到着 |
アウェイサポータを迎えるJR天童駅では、改札対応やシャトルバスへの案内など10名弱の特別体制で臨んでいました。天童市は、V・プレミアリーグ女子「パイオニアレッドウィングス」、プロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス2軍」、そしてサッカーJ1「モンテディオ山形」の3つのスポーツの本拠地になっています。びゅうプラザ天童駅の前には、この3つのチームを応援する旗が掲げられていました。そして、12時5分に山形新幹線109号が到着すると、名古屋グランパスのユニフォームを身にまとったサポーターたちがやってきました。
カレーパンには12時過ぎで長蛇の列が |
モンテディオ山形の活躍にはテレビも注目です |
その後、NDソフトスタジアム山形に向かうと、入場開始2時間前にも関わらず、すでの数多くのサポーターたちの姿がありました。そのなかに、テレビカメラに囲まれている女性が! TBS系のサッカー番組「スーパーサッカー」でおなじみの加藤未中(かとう・みお)さんが取材で訪れていました。加藤未中さんは前日に天童入りしてインタビューを行い、この日は試合前のスタジアムの雰囲気を取材したあと、時間の関係で試合前に東京に戻りました。取材の様子は3月14日(土)24時からの番組で放送されました。
スタジアム前にはたくさんの出店が並びました |
山形名物「どんどん焼き」も人気です |
庄内浜の岩のりを使った「岩のりうどん」 |
山形のソウルフード「いも煮」! |
天童のおいしい果物を名古屋サポーターにPR |
出羽桜をはじめとした山形の地酒もPR |
スタジアム前の広場には昨年以上の出店がお目見えして、まさしく「おまつり会場」になりました。寒さをしのぐため、あったかい食べ物に人気が集まったようです。これまでおなじみの「どんどん焼き」(割り箸に巻いたお好み焼き)や肉そば、いも煮に加えて、庄内浜の岩のりを使った「岩のりうどん」など、山形ならではの食べ物が提供されていました。また、天童や山形の特産品・おみやげものを扱うお店も出店しました。
ただし、レイアウトにちょっと難点が…。スタジアムに面した出店にだけ目が行ってしまい、その裏側に位置してしまう、体育館に面した出店は「かなり」目立ちませんでした。おいしいものを食べるチャンスを捕らえられなかったサポーターが多かったんじゃないかと思います。次のホームゲームからは、広場全体を囲うような形に出店を配置するのがよいのではないでしょうか?
入場者にはブルーフラッグが配布 |
リボンビジョン(電光掲示板の広告塔)が新登場 |
胸スポンサー「つや姫」は新品種のお米です |
J1昇格で変わったものがいろいろあります。まず、広告の数が増えました。AEONやチケットぴあなど、全国展開する企業の看板も出るようになりました。
また、ユニフォームの胸には赤地に白色で「つや姫」の文字が。「つや姫」は山形の新品種のお米で、これまで山形97号と呼ばれていた品種です。 |
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試合開始前のセレモニーでは、ユニフォームスポンサー「つや姫」の紹介のほか、モンテディオ山形に対する募金の贈呈式がありました。写真は土田正剛(つちだ・せいごう)東根市長と「タント君」です。 |
先日TBS「スーパーサッカー」が特集を組んだ「炎のカリーパン対戦相手を喰っちゃおーシリーズ」、今回は名古屋ということで「みそかつ」が入ったカリーパンになりました。限定300個、1個250円で販売されました。いまや「モンテディオ山形のホームゲームといえばまずはコレ!」というほどの名物商品です。名古屋サポーターも行列に並んでいたようでした。
試合前の電光掲示板には対戦カードが紹介 |
強い西風でチームフラッグはバタバタと舞ってました |
雨の中での演技となった山形北高チアリーダー部「B☆SPARKY」 |
いよいよスターティングメンバーの発表です |
まずは名古屋グランパスから紹介 |
続いてホームのモンテディオ山形 |
やはり!2009年バージョンに変わりました |
最初にモンテスとディーオが登場 |
うしろにMontedioの文字が現れます |
モンテディオ山形の歴代の戦跡が次々と… |
そして小林監督をバックに2008年シーズンの記録が… |
そして今年「J1出陣。」 |
「J1出陣。」の文字がくっきりと現れると… |
その後、バックは燃え上がる炎に変わって… |
モンテディオ山形のエンブレムが現れます |
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昨年もそうでしたが、選手紹介の映像が変わったため、どう声を出していったらいいものかみなさん勝手がつかめない状況でした。その後は、これまでどおり選手1人1人が顔写真とともに紹介されました。そして、ホーム開幕戦の目玉の1つ、紙吹雪もキックオフと同時に行われました。 しかし、このあとホンモノの吹雪になり… |
ハーフタイムには、吉村美栄子(よしむら・みえこ)山形県知事が「ディーオ」とともに電光掲示板に現れ、モンテディオ山形を応援していく旨を表明しました。しかし、あいさつをしている間にも雪はどんどん激しくなり、ピッチはみるみる白くなっていきました。
そして「ここぞ!」とばかりに、秋春制に反対する歌「PANIC OF YUKIGUNI」がゴール裏から大合唱されました。YouTubeで公開されている「やめろ〜 やめろ〜 秋春開催 ならね〜 ならね〜 試合にならね〜…」というこの歌のとおり、一部紙では「やってらんねぇ」という名古屋グランパス選手のコメントが紹介されていました。
そして、「念のために」と用意されていたオレンジ色のカラーボールが、後半キックオフから登場することになりました。秋春制に反対しようと、NHKが全国放送するこの試合に「山の神」が動いたのかもしれません。名古屋の選手たちは「アウェイの洗礼」を身をもって体験することになり、その様子は何度も全国ニュースで紹介されました。
吹雪でかすむ電光掲示板の試合結果 |
前半はモンテディオ山形のペースで進みましたが、後半は一転して名古屋グランパスのペースで進み、何度も何度もゴールを脅かされるシーンが続きました。しかし、そのたびにGK清水健太(しみず・けんた)選手が素晴らしいセービングでゴールを死守し、そのまま0対0で試合を終えました。 |
試合が終ったあとには、あたたかい食べ物が、寒さに耐えたサポーターたちを出迎えてくれました。体育館のなかにある自動販売機も、ココアやコーヒーなどあたたかい飲み物がすべて売り切れていました。次のホームゲームは3月25日(水)、ナビスコカップで京都サンガF.C.と午後7時から対戦します。夜間の開催となるため、この日以上の寒さが予想されます。出店のみなさんには、あったかい飲み物も用意していただけると嬉しいですね。
俺達(やまがた)が、勝つ。それが、彼に伝えることの出来る、最大級の「ありがとう」
というキャッチコピーがついたチラシも完成しました。「彼」とは、もちろんFW豊田陽平(とよだ・ようへい)選手のこと。J1昇格を果たしたその後、京都へ移籍することになりました。このコピーのように、心にジーンとくるような、すばらしい試合を期待したいと思います。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■秋春制に反対する動画「PANIC OF YUKIGUNI」(外部サイト)
- http://www.youtube.com/watch?v=cX7B3I4TmsY
徳島県徳島市の川西遺跡から「本横」と墨書きされた13世紀の珍しい将棋駒が出土した、と3月13日に徳島県埋蔵文化財センターが発表しました。川西遺跡は園瀬川(そのせがわ)に近い上八万町(かみはちまんちょう)で発掘された鎌倉時代の集落遺跡と河川跡で、河川跡からは土器・木簡・将棋の駒・木彫の蓮・漆椀・曲げ物などが大量に出土しています。さらに、川岸からは仏具の鋳型や大規模な石積み施設などが検出されていて、徳島県の鎌倉時代を考える上で重要な遺跡とされています。
発見された将棋駒「本横」は縦3.6センチ、横2センチ、厚さ4ミリで、ほかに金将2枚と無地の駒1枚が、約2万点の木製品と一緒に川跡から出土しました。徳島県埋蔵文化財センターでは、鎌倉時代から江戸時代に武士や貴族らが楽しんだ中将棋の駒「奔王(ほんおう)」の読みに適当な文字を当てたのではないかとみていて「付近に寺院があったようで、僧侶が遊んでいたのではないか」とコメントしています。
現在の将棋が縦横9マスの将棋盤でそれぞれ20枚の将棋駒を使うのに対して、中将棋は縦横12マスの将棋盤でそれぞれ46枚の将棋駒を使います。現在では使われていない種類の駒もあり、「奔王(ほんおう)」は飛車と角を合わせた動きができます。日本将棋連盟普及推進部では「見たことがない駒で、将棋の歴史を考える上で貴重な発見」とコメントしています。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:将棋
- http://www.ikechang.com/news/news130.htm
- ■徳島市川西遺跡の位置図(Yahoo!地図 / 外部サイト)
- http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=34.03914879&lon=134.50123158&sc=11&mode=map&pointer=on&home=on&hlat=34.03900139&hlon=134.4989525
「春が来たなぁ」と思っていたところでの突然の冬将軍の再来で、3月11日には道路も田畑も久しぶりに真っ白に戻ってしまいました。3月12日も朝方は冷え込み、道路はツルツルで、出勤する車もゆっくりと走っていました。「週末のモンテディオ山形対名古屋グランパスはホントに雪ダルマが作れるかもなぁ」と心配しましたが、その後グングン雪は解け、前日の天気がウソのようにお昼前にはまったく雪がなくなりました。
出勤時間帯は吹雪で視界が100m以下に(3月11日) |
日中だけで10センチ以上の雪が積もりました(3月11日) |
NDソフトスタジアム山形前の様子(3月12日) |
白いのは遠くの山々だけ(3月12日) |
3月11日の出勤時間帯は視界が100m以下になるほどの吹雪で、夕方までに10センチ以上の雪が降り積もりました。突然の雪は、モンテディオ山形の選手たちにも影響を与えました。予定どおり練習をしようとしたところ、およそ5センチの積雪に開始直前の午前10時には猛吹雪が加わり、小林信二(こばやし・しんじ)監督を始めスタッフ約10人、さらには練習見学者や通行人も手伝って雪かきをしました。しかし、やってるそばから雪が積もっていく状態で、この日の屋外練習は午前中だけで終了しました。
そんな荒れた天気になった3月11日でしたが、翌日の3月12日には白いのは遠くの山々だけになり、試合会場のNDソフトスタジアム山形周辺も、前日の雪をかき集めたところに少し残るだけになっていました。週間天気予報では、試合当日3月14日(土)の天気は「雨のち曇り」。「雪のほうが濡れないだけマシだったなぁ」と残念に思います。昨シーズンの最終戦のように「雨のちみぞれ」になっても大丈夫なように、カイロをたくさん用意して防寒対策も完璧にしていくことをオススメします。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形、ラストゲームを白星で飾りJ2卒業 (2008.12.06)
- http://www.ikechang.com/news/2008/news0812j1.html#081206
第25回技能グランプリに出場する山形県代表団の壮行会が、3月10日に山形市のホテルキャッスルで開催されました。技能グランプリは中央職業能力開発協会などが主催するイベントで、今大会は3月20日から23日まで兵庫県で開かれ、31職種に554名の選手が参加します。山形県からは合計7選手が参加し、日本料理の部門には天童温泉「天童荘」の林繁之さんが参加します。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:いろんな人々
- http://www.ikechang.com/news/news170.htm
- ■天童のニュース:天童温泉
- http://www.ikechang.com/news/news970.htm
サッカーJ1・モンテディオ山形のホーム開幕戦まであと4日となった3月10日、スタジアムを「モンテブルー」で染め上げようとサポーター有志が小旗の作製に励みました。これは、サポーター組織「UltrasA.C.M.Y」が「BLUE FLAG PROJECT 2009 act.2『J1ホーム開幕戦を青き旗で埋めよう!』」と題して企画したイベントで、3月10日と11日の2日間、午後6時から午後8時30分まで、NDソフトスタジアム山形のある山形県総合運動公園で行われました。
小旗は縦20センチ、横40センチのポリエチレン製で「ここから、始まる。」と記されています。
山形新聞社、山形パナソニック、きらやか銀行、でん六が協力会社になって用意されました。初日は県内各地からおよそ50名が参加し、小旗15,000本を棒にくっつける作業にもくもくと取り組みました。
観客に無料で
<BLUE FLAG PROJECT 2009 act.2 参加者のコメント>
■山形新聞
- 山形にとっての「J1ホーム初戦」は今回しかない。チームの新たな歴史がスタートする(「UltrasA・C・M・Y」佐藤克也さん / 43歳)
- 開幕戦は感激した。選手たちは子どもみたいなもの。名古屋戦がすごく楽しみ(天童市干布・水戸きみさん / 70歳)
■NHK山形
- きょうは高校入試当日だったんですけど、やっぱこっちも気になっちゃったんで、こっちもきちゃいました。(中学生・女子)
- 少しでも役に立てばいいかなぁと思って(女性)
- きっと選手にも、絶対勇気を与えて、後押しできると思います(女性)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html