天童温泉協同組合は、10月の毎週土曜日、足湯を会場にした昔語りを試験的に行ってきました。最後となる10月31日(土)は、ホテル王将前の「まちの足湯(温泉ポケットパーク)」で午後8時15分から午後9時まで行われ、多くの温泉客が語り部の話に聞き入りました。 |
天童温泉の魅力アップのため、天童市は2007年4月12日に「みちの足湯(鍬ノ町ポケットパーク)」を「松柏亭あづま荘」前へ整備しました。その後、2008年12月1日には「まちの足湯(温泉ポケットパーク)」を「ホテル王将」前に、2009年1月31日には「ひろばの足湯(わくわくランド親水空間)」を道の駅「天童温泉」前にオープンさせ、交流人口の増加を図っています。
昔語りのイベントはこれまで各旅館のロビーを会場にして行われてきましたが、「温泉街ならではの情緒を感じながら昔語りを楽しんでもらいたい」「市民にも参加しやすいようにしたい」ということから、天童温泉協同組合では足湯での昔語りを試験的に実施してみました。大変好評なため11月も足湯で開催する予定でしたが、寒さや雪の心配が出てくるため、11月以降は以前のように旅館の持ち回りで開催するそうです。
観光客の評判が上々だったことで、来年は4月、5月、6月(桜とサクランボのシーズン)そして8月、9月、10月(紅葉シーズン)に取り組む準備を進めるそうです。また、語り部は昔語りのボランティアグループにお願いしてきていますが、天童市内には、絵本や紙芝居の読み聞かせサークルもあります。来年は子ども向けのイベントを足湯で開催してもらってはどうかというアイデアもあるようです。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:天童温泉
- http://www.ikechang.com/news/news970.htm
- ■まちの足湯(温泉ポケットパーク)
- http://www.ikechang.com/ashiyu2.html