サンフレッチェ広島を歓迎するノボリ旗 |
サッカーJ1のモンテディオ山形は、天童市のNDソフトスタジアム山形にサンフレッチェ広島を迎え、リーグ戦第5節を戦いました。前節はアウェイで鹿島アントラーズと戦い、1対3と試合には敗れてしまいましたが、今後の試合に期待が持てる内容でした。サンフレッチェ広島はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場しているぐらいの強豪チームですが、FW田代選手も前節初得点をあげているので、「案外いけるのでは?」と期待してスタジアムに向かいました。 JR天童駅から天童温泉までの「温泉どおり」には、いつものようにおもてなしのノボリ旗が掲げられました。これまでと違って、天童市の春の風物詩「人間将棋」をPRするノボリ旗も掲げられているため、通りはノボリ旗だらけの様相になっています。 |
温泉どおりには、モンテの青色、広島の紫色、人間将棋の橙色と、色とりどりのノボリ旗が並びました |
(写真左・左下)スタジアム前の屋台村。今シーズンは、試合ごとにレイアウトが変わります。土曜日の試合、天気も不安定ということから、キックオフ3時間前でもあまり人は多くありません。 (写真右下)炎のカリーパン、今回は5種類が登場です。 |
オモテメニューは「がんす入り」カリーパン |
「がんす」は、魚のすり身にたまねぎや唐辛子を混ぜて、パン粉をつけて揚げたものです |
メニューその2「かき入り」カリーパン |
牡蠣(かき)が丸々1個入っています |
メニューその3「広島焼き入り」カリーパン |
豚肉など「広島風お好み焼き」の具材が入っています |
メニューその4「もみじ饅頭入り」カリーパン |
もみじ饅頭の甘さとカリーの辛さがマッチしています |
メニューその5「穴子飯入り」カリーパン |
その名のとおり穴子とご飯が入ってます |
大宮・塚本泰史選手の支援募金も行われました |
日曜日&浦和戦だった前節と比べると… |
荒天のため今節も巨大モンテスは登場せず |
キックオフ2時間前ですが、閑散としてます |
遠路はるばる広島サポも駆けつけました |
試合前は西から東だった風は、途中から逆方向に |
山形と広島のチームエンブレム |
試合前には、川越進(かわごえ・すすむ)新理事長が小走りにゴール裏までやってきて、サポーターからハンドマイクを借りてあいさつする場面がありました。これまでJ1昇格したほかのチームを見ても、モンテディオ山形が「J1定着」するためには、昇格2年目の今年が非常に重要です。海保理事長に負けないリーダーシップで、舵取りをお願いしたいと思います。 |
試合は前半からモンテディオ山形が優勢に進め、サンフレッチェ広島のシュート数を0本に抑えるほどの内容でした。しかし、モンテディオ山形も決定的なチャンスは何度かあったもののゴールを決めることが出来ず、一瞬も気を抜けない状況が続きます。 |
試合後、選手たちを迎えるバックスタンド |
そして、後半29分、宮本選手のクロスを古橋選手が頭で少しコースを変え、FW田代選手へ。田代選手は胸でトラップするとすぐに右足を振り抜き、ボールはキーパーの手に当たりながらも左隅へ転がり込みました。すぐさまゴール裏まで走ってきた田代選手がとても喜んでいたのが印象的でした。これまでかなりのプレッシャーがあったのだと思います。帰宅後スカパー中継の録画を見ましたが、トラップからシュートまでの時間が非常に早く、「ああいうシュートが毎試合出ればモンテの得点力不足は解消されるなぁ〜」と思いました。
試合終了のホイッスルが鳴ると、スタジアムが大歓声に包み込まれました。選手たちがバックスタンドからゴール裏まで歩いてくる間、「まずはこれでしょ!」とばかりに「KAMIKAZE」の大合唱。J1昇格を目指した2年前、J1残留を決めた昨年、この歌を歌うといろんなシーンが思い出されて何度歌ってもジーンと来るものがあります。そして選手がゴール裏に到着すると「Blue is the colour」。宮沢選手の喜びようから、選手たちも勝利を心待ちにしていたことが分かりました。そして、選手のコールが終了すると、久しぶりにスポーツ県民歌(モンテディオ山形Ver.)の合掌です。勝利があまりにも久しぶりすぎて、この「儀式」を忘れてしまってました(^_^;)
今節も駆けつけたBAD君とサッカーマン |
唯一残念だったのは観客数7,019人… |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形:サンフレッチェ広島戦フォトギャラリー(外部サイト)
- http://www.montedio.or.jp/photo/photo_l1005.htm