「J1モンテで山形ファンづくり事業」を推進するための「J1モンテで山形ファンづくり協議会」が8月2日（月）に設立されました。これは、中小企業庁による補助事業「地域資源∞全国展開プロジェクト（小規模事業者新事業全国展開支援事業）」を活用したもので、サッカーJ1・モンテディオ山形の試合に訪れる県内外の多くの観戦者を独自の「おもてなし」で観光へ繋げていき、交流人口の拡大を狙っていく取り組みです。協議会は、天童商工会議所が代表幹事、山形商工会議所が副幹事として両会議所で取り組むものです。

　設立総会には、押野宏（おしの・ひろし）天童商工会議所会頭を始めとして、天童・山形の関係機関や団体等約50名が参加して行われました。また、来賓として、山本信治（やまもと・しんじ）天童市長が出席し、本事業の成果によって地域の活性化が図られることへの期待を寄せました。

　また、協議会設立を記念して、株式会社JTBの清水愼一（しみず・しんいち）常務取締役が「スポーツ・ツーリズムの推進と観光街づくり」と題して講演会を開催し、全国のツーリズム事業を紹介しながら、地域の活性化や「おもてなし」に必要な「仕掛け」の具体的な成功例などを紹介しました。

　これまでのおもてなし事業は、それぞれの地域や団体等が独自に行ってきました。今後は、それら独自の事業を尊重しながらも、いかに有機的・機能的に結びつけてサポーターに情報発信し、地域や県内を交流してもらうかがカギになっていきます。天童商工会議所では、各方面の協力を得ながら、次年度へ繋がる事業、そして夢のある事業となるよう取り組んでいきたいと考えています。

（関連ページ）

■天童のニュース：モンテディオ山形

http://www.ikechang.com/news/montedio.html

■天童商工会議所：「商工てんどう」バックナンバー（外部サイト）

http://www.tendocci.com/syoukou/H22/H22.htm

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