山形県病害虫防除所は8月6日、山形県全域で斑点米カメムシ類が「やや多い」として注意報を発令しました。斑点米カメムシ類は、収穫したコメに黒い斑点が発生する被害を及ぼします。 8月3日、4日に県内一斉に調査したところ、斑点米カメムシ類(「アカヒゲホソミドリカスミカメ」と「アカスジカスミカメ」)の発生確認地点率は平年並みの46.0%でした。しかし、平均すくい取り虫数が14.8匹と、平均値の4.8匹を大幅に上回る結果となり、場所によっては100匹を超す地点もありました。山形県病害虫防除所では「発生密度が高い」として、注意報の発令に至りました。
調査では、水田内の発生確認地点率は低く、虫数もやや少ない結果となったものの、今後も高温の予報が出されていることから、斑点米カメムシ類の活動が活発になると推測されます。山形県病害虫防除所では
- 早まっている出穂にあわせた適期防除の徹底
- 穂ろい期とその7〜10日後の2回、薬剤防除を必ず行い、あぜ道にも散布する
(山形新聞2010年8月7日より)
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