日本航空(JAL)が運航している山形−東京便の出発時刻が10月31日から変更されることが、8月23日に開かれた山形県議会の委員会で明らかになりました。山形発東京行きは午後から午前へ(午後3時15分から午前10時25分へ)と早まり、羽田発山形行きは午後1時15分から午後4時35分へ遅くなります。山形発の時間が午前へと変わることで、利用促進が期待されます。
朝日新聞によると、その前日の8月22日には、福島得二・山形空港ビル社長が土田正剛(つちだ・せいごう)東根市長にダイヤの変更を伝えています。1日3往復している大阪便の1機を東京便にも活用するそうで、東京便の機材も150人乗りから76人乗りに変わります。土田市長は6月末に日本航空本社へ陳情し、東京便については利用しやすい形へのダイヤ変更、大阪便については貨物機能がある大型機を要望してきました。大阪便については、3便あるうちの1便が50人乗りから76人乗りに変わりますが、貨物の積載能力はおよそ1トン程度になるようです。
一方、10月30日付けで廃止される予定の山形−札幌便について、山形県は「夏の利用客は多いので季節運航も含めて路線の復活に向けあらゆる可能性を探っていきたい」とコメントしています。
(NHK山形、朝日新聞2010年8月23日など)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:山形−東京便廃止問題
- http://www.ikechang.com/news/news2.htm
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