天童温泉「ほほえみの宿 滝の湯」で、「プレ天童温泉開湯100周年記念シンポジウム」が9月28日に開催されました。これは来年の天童温泉100周年に向けた温泉の活性化策について考えようと企画されたイベントで、関係者およそ150名が参加しました。まず、服部卓郎・リクルートじゃらんリサーチセンターエリアプロヂューサーが「現状分析とこれからの天童温泉」と題して記念講演を行い、
- 20〜40代までの余暇の過ごし方として、ほかの選択肢に比べ「旅行」が負けている。この世代をターゲットにしないと「旅行」のマーケットは縮小する。
- 天童温泉に若者をどう呼び込むか。これからの100年のため真剣に考えて欲しい。
続いて行なわれたパネルディスカッションでは、「これからの天童の魅力づくり」と題して、伊藤彰(いとう・あきら)天応温泉協同組合理事長がコーディネーターを務めました。パネリストは清原正田・立石寺副住職、山口宰(やまぐち・つかさ)天応温泉協同組合青年部長などが務め、「東北南部など、エリアが連携することがより大きな力となる」といった意見が出されました。
その後、天童調理師庖祥会による「地産地消 新作・名物料理試食会」では、天童の新たな名物として考案された「イルカの肉を使った芋煮」「芋煮コロッケ」などおよそ60品が参加者に振舞われました。
(山形新聞2010年9月29日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:天童温泉
- http://www.ikechang.com/news/news970.htm
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