気象情報会社ウェザーニューズが、来年春の全国スギ花粉飛散傾向を10月5日に発表しました。山形県を含む東北南部は今年と比べて2〜3倍、近畿地方は10倍などと予想されています。予想は今年の飛散状況や夏の天候、9月25日から10月3日に全国の携帯サイト会員から寄せられたスギ雄花の着花情報などから判断されました。
スギ花粉を飛ばす雄花の数は、
- 前年の夏が高温で日照時間が長い場合は多くなる
- 飛散数が少ない年(ウラ年)の翌年(オモテ年)は、おおむね多い傾向がある
山形県衛生研究所によると、県内4観測地点(山形、新庄、米沢、三川)では、今年の飛散数の合計は1平方センチメートルあたり700〜1,000個ほどで、平年の5分の1から3分の1程度でした。この数から計算すると、来春の飛散数は合計すると1,400〜3,000個で、平年並みになる見込みです。山形県衛生研究所では、11月中旬ころにスギ雄花の着花量を調査する予定です。
(山形新聞2010年10月6日より)
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