天童市に本拠地を置く山形県内最大手の後発医薬品(ジェネリック)製造メーカー・日新製薬が、荘内銀行と共同で山形県野球場の命名権取得を検討していることが12月29日に分かりました。山形県野球場は現在「山形蔵王タカミヤホテルズスタジアム(通称:YZタカスタ)」と呼ばれていますが、今年度いっぱいで契約が満了することになっています。
山形県は10月25日から12月15日まで、来年度からの3年間の命名権者を募集しました。スポンサー料を前回より100万円引き下げ「年間400万円以上」としたものの、現在の命名権者からはもとより、新たな応募企業はまったく現れませんでした。その後、吉村美栄子(よしむら・みえこ)山形県知事が「引き続き企業訪問などを続ける」と述べ、同一条件でスポンサー探しを続ける考えを表明していましたが、そこに救いの手を差し伸べる形で日新製薬の名前が挙がってきたことになります。
担当部署の山形県都市計画課では「現時点で正式に契約に至った企業はない。交渉中の企業があるかどうかは申し上げられない」とコメントしてますが、年明け早々に、山形県、日新製薬、荘内銀行の3者で新たな球場名などを協議すると見られています。
(山形新聞12月29日、読売新聞12月30日など)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:商工業
- http://www.ikechang.com/news/news150.htm
- ■天童のニュース:野球
- http://www.ikechang.com/news/news820.htm
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