山本信治(やまもと・しんじ)天童市長は、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの星野仙一(ほしの・せんいち)監督と1月30日に面会し、今後の交流拡大を約束しました。これは、2010年(平成22年)12月16日に天童市が明治大学と連携協力協定を締結したことなどを縁に実現したもので、仙台市のホテルメトロポリタンで会談が行われました。
天童市は東北楽天ゴールデンイーグルス2軍の「ホームタウン」の1つになっていますが、最近では宮城県内で行われる試合が多くなり、このまま山形県内から撤退してしまうのではないか、と危惧されています。そこで、新たなファンの拡大や交流を図っていこうと天童市が楽天へ会談を働きかけましたが、ここで大きな効果を発揮したのが、星野監督の母校である明治大学の協力でした。
山本信治天童市長が「天童に来ていただき、星野監督の力で天童を元気にしてほしい。今後の連携も強化したい」と要請すると、星野仙一監督は「地域貢献や交流などの面で、できる限り協力する。地元の選手がいればもっと盛り上がる。子どもたちへの指導では育成コーチなどをどんどん活用してほしい」とし、「子どもたちに野球の楽しさを教えてほしい」と星野監督から天童市長への要請もありました。
天童市はサッカーJ1のモンテディオ山形、バレーボールV・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングス、そしてプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス2軍の活動拠点がある市です。天童のような地方都市にプロスポーツチームが3つもあるのは全国でもほかに例がなく、天童市のアピールポイントの1つにもなっています。
(山形新聞2011年2月3日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:野球
- http://www.ikechang.com/news/news820.htm
- ■[2010.12.19] 天童市、明治大学と連携協力協定を締結
- http://www.ikechang.com/news/2010/news20101219.html
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