天童市を活動拠点とするサッカーJ1・モンテディオ山形とバレーボールV・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスが、天童市の避難所で「ふれあいイベント」を開催しました。これは東北地方太平洋沖地震救援・復興支援活動として企画されたもので、モンテディオ山形から3選手、パイオニアレッドウィングスから4選手、そしてモンテディオ山形のマスコット「ディーオ」と羽陽学園短期大学の学生たちもボランティアで協力しました。
<「ふれあいイベント」への参加選手>
- モンテディオ山形
- 長谷川悠(はせがわ・ゆう)選手
前田和哉(まえだ・かずや)選手
山田拓巳(やまだ・たくみ)選手 - パイオニアレッドウィングス
- 佐々木みき(ささき・みき)選手
板橋恵(いたば・しめぐみ)選手
多治見麻子(たじみ・あさこ)選手
成田郁久美(なりた・いくみ)選手
イベントは高校生以下の子どもたちを対象として開催され、中学生までのおよそ20人が、選手たちと一緒にドッジボールをしたり、ボール蹴りをしたり、バレーボールの指導を受けたりしました。
宮城県大和町の実家が震災の被害を受けたパイオニアレッドウィングスの板橋恵選手は、目を潤ませながらNHKのインタビューに応え「地震当初は心配したんですけども、大丈夫だということで。安心してわたしはこちらで、山形にいました。子どもたちと触れ合って、少しでも元気を分けてあげれたらな、って思います。」と話していました。
パイオニアの選手たちからバレーボールを教えてもらった中学1年生の高橋遥奈(たかはし・はるな)さんは、福島県富岡町から避難してきました。中学校ではバレーボール部に所属していますが、自宅も学校も原発から20キロ圏内にあり、戻れる見通しは立っていません。選手たちからボールにサインしてもらった高橋さんは「がんばって、パイオニアの選手みたくなりたい!」と話し、来月から通う予定の東根市の中学校でも、バレーボールを続けていこうと考えています。
- 長谷川悠選手のコメント
- [NHK山形]すごい元気な子もいて、自分も楽しめたし、子どもたちも楽しんでもらえたんじゃないかな。
[山形テレビ]すごい元気な子どもも多いし、自分も楽しめたし子どもたちにも楽しんでもらえたんじゃないかと思います。自分はサッカーで頑張るので、被災者の人たちも頑張ってほしいと思います。
[さくらんぼテレビ]こういうところに来て、つらい思いもしているかと思ったんですけど、元気な子が多かったんで、すごいホッとしました。試合でイイプレイをすることが一番だと思うので、みんなにまた自分たちのプレイを楽しんでもらって、また元気になってもらえたらいいなと思ってます。 - 板橋恵選手のコメント
- [NHK山形]地震当初は心配したんですけども、大丈夫だということで。安心してわたしはこちらで、山形にいました。子どもたちと触れ合って、少しでも元気を分けてあげれたらな、って思います。
- 成田郁久美選手のコメント
- [さくらんぼテレビ]福島のかたが多くて、わたしたちバレーボールのチームだとあまり伝わってなかったらしくて、女子プロレスって言われました(笑)わたしたちができることがあれば少しでもお手伝いできらばなと思っているので、こういう活動を続けていきたいと思います。
震災のために休止していた練習を、パイオニアは3月28日(月)から再開し、モンテディオ山形も4月1日(金)から再開する予定ですが、今後も被災者の支援は続けていくそうです。
- (関連ページ)
- □週刊モンテだより:被災者支援「ふれあいイベント」in 天童市(外部サイト)
- http://www.montedio.or.jp/heart/2011/03/in_7.html
- □パイオニアレッドウィングス:パイオニアレッドウィングス×モンテディオ山形 東北地方太平洋沖地震 救援・復興支援活動ふれあいイベントを行いました (外部サイト)
- http://pioneer.jp/topec/sports/v_topics/20110330.html
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
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