バレーボールV・プレミアリーグ女子のパイオニアレッドウィングスが、天童市の避難所になっている天童市スポーツセンターで激励の公開練習を行いました。
パイオニアは震災後にチーム活動を休止していましたが、3月22日(火)には、渡辺裕之(わたなべ・ひろゆき)トレーナーと山口喜代美(やまぐち・きよみ)栄養トレーナーが避難所で軽運動講座を始めました。さらに、チームが再始動した翌日の3月29日(火)には、5名の選手が訪れ「ふれあい交流会」を開催しています。3月30日(水)には、モンテディオ山形と一緒に「ふれあいイベント」も開催しました。
今回の公開練習には、東京でひざのリハビリを行っている栗原恵(くりはら・めぐみ)主将を除く14名が参加しました。天童市スポーツセンターには福島県などからおよそ120名が避難していますが、そのうちおよそ50名の方々が練習を見学しました。練習のあとにはふれあい交流が行われ、みんなでバレーを楽しんだり、ボール遊びをしたりして交流を深めました。
- 宮下直樹(みやした・なおき)監督
- 東北のチームとして力になりたい。厳しい状況だが、前を向いて頑張って欲しい。
- 沼田さくら選手[仙台市出身]
- (3日ほど前にようやく高校の友人と連絡が取れ)家族や友人の安否が分からず怖かったが、被災した人の力になれるよう、今できることをしていきたい。
- 寺島ゆかりさん(美容師/31歳)[福島県南相馬市から避難]
- 初めて間近で見たが、すごい迫力。試合も見に行きたい。
(YTSニュース「ゴジダス」2011年4月1日、山形新聞2011年4月2日より)
- (関連ページ)
- □パイオニア:公開練習・ふれあいイベントを行いました(外部サイト)
- http://pioneer.jp/topec/sports/v_topics/20110401.html
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■天童のニュース:東日本大震災・地震
- http://www.ikechang.com/news/earthquake.html
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