JR奥羽本線をはさんで山形県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形)の西側で開発が進められている天童市芳賀土地区画整理事業について、日本共産党天童市議団が反対していることが、2011年4月1日づけの天童市日本共産党後援会ニュース「羽ばたき」第44号で改めて紹介されました。
日本共産党天童市議団は、以前から一貫して芳賀土地区画整理事業に否定的な立場を取っています。今回の記事は、特に新しいネタが書かれたわけではなく、「これまでの主張をまとめたもの」といった印象です。
このたびの東日本大震災を機に、危機管理や「安全・安心なまちづくり」を改めて考えた方も多いと思います。ガソリン不足によって、車社会のメリットとデメリットを実感した方も多かったのではないでしょうか。芳賀地区では、これからの超高齢化社会を見据えてJR新駅の設置を検討したり、1.3haほどの大規模な公園や1haの子育て支援施設が計画されています。8.3haの生活交流ゾーンも、災害時には避難場所や支援拠点としての活用が期待されます。
天童市は、2008年(平成20年)10月1日に市制施行から50年を迎えました。天童市がこれからの50年を生き残るためにも、これから生まれてくる世代のためにも、芳賀土地区画整理事業は「天童市の区画整理事業の集大成」として、無事に完成を迎えられるよう望みます。
日本共産党天童市議団 団長 伊藤和子
平成12年、芳賀地区を市街化区域に編入してほしいという請願が採択されました。以降、土地区画整理事業の調査を重ね、平成17年には土地区画整理事業としてこれまで最大の面積73ヘクタールの開発計画が示されました。
天童市は積極的に区画整理事業を行ってきましたが、まだ利用されていない土地もあり、必要な開発なのか疑問があると党市議団は反対の立場をとってきました。景気低迷が続くなか、近隣の区画整理地の売買も目処が立たず、行き詰っている情報も聞かれます。また、区画整理事業に対する国、県、市の負担割合が変わり、市の負担が2億円も増えることがあり、慎重に検討し見直すべきと意見しました。当時の遠藤市長は分割して進めてもいいのではないかと答弁はしましたが、そのまま進められています。
1300戸、4000人の計画ですが、面積の一割強(8.3ha)は生活交流ゾーンとして、イオングループに開発計画を依頼し、1haは子育て支援施設に。他に認可保育所の移転用地も考えているようです。
区画整理について質問すると、市は組合施工(←正しくは「施行」)だからと言って、答弁したがりません。新しいまちづくりを市がかかわらないで進められるものではありません。既存商店街の意向や市民の意見を反映させるべきです。
(次号へつづく)。
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