天童IC手前には「ここで出よ地震通行止」の表示が

3月11日の東北地方太平洋沖地震から大小の地震が続いていましたが、4月7日（木）午後11時32分ごろ、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.4の「余震」が起きました。天童市は震度4との発表でしたが、天童市西部では、中山町とおなじく震度5弱の揺れがあったと思われます。

　「本震」から1週間は天童市内でも大きな揺れを頻繁に感じていましたが、4月に入ってからは落ち着いていたこともあり、寝るときには携帯電話をマナーモードにしていました。ただ、この日はなぜか気になって、音が出る設定に変えてから布団に入りました。今にして思えば「虫の知らせ」だったのかもしれません。

　夜中に携帯電話が鳴り響き、その数秒後には地響きとともに揺れが始まりました。「このまま落ち着くかな？」と思っていたところ、今度は下から突き上げるような縦揺れが加わりました。直感的に「これはヤバイ！」と思いつつも、布団のうえでじっと身構えていました。それからしばらくして電気が消えてしまい、あたりは真っ暗になってしまいました。

　揺れがおさまってから「いったいいま何時なんだろう？」と思って携帯電話を手にとってみると、午前0時前。3月11日、揺れにおびえながら夜を過ごした、あの記憶がよみがえってきてしまいました…。

　今回の地震でも、家屋倒壊などの目立った被害はなかったようです。停電は4月8日（金）の午前中にはすべて復旧しました。しかし、市内のガソリンスタンドには、またまた渋滞ができたようです。そうやって誰かが並びはじめると「わたしもわたしも！」とパニックが起きてしまいます。今回の地震が原因でガソリン不足になるとは考えにくいのですが…。

　「もうすぐ桜が咲きそうだな」と少し心にゆとりができつつありましたが、またちょっと、みんなの元気がなくなってしまいそうです。

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■天童のニュース：東日本大震災・地震

http://www.ikechang.com/news/earthquake.html

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