山形県と農業団体などで組織される「山形県さくらんぼ作柄調査委員会」が、平成23年産さくらんぼ作柄調査の結果を5月31日発表しました。調査は佐藤錦(さとうにしき)と紅秀峰(べにしゅうほう)を対象に、村山、置賜(おいたま)地域の主要産地48園地で5月30日に行われました。それぞれ基準木の高さ1.5メートルと3メートル付近に成った果実数と生育具合を確認したところ、今年は着果状態がよく、収穫量は「多い」と予想されています。
枝当たりの平均着果数は2.2個で、過去10年間のうち最高年と最低年を除いた8年間の平均値「1.8個」を上回りました。このため、現時点での収穫量は、5段階のうちの最高レベル「多い」となり、平年収穫量の1万3,300トンを上回る見込みです。これは開花期に天候に恵まれ、受粉が順調に進んだことが影響したと見られています。しかし、実が付きすぎて品質が落ちる恐れがあるため、山形県では、摘果作業や着色管理を指導していくことにしています。
また、収穫の最盛期は佐藤錦が6月28日ごろ、紅秀峰が7月5日ごろと予想されています。昨年よりも3日ほど早いものの、平年よりも5〜6日ほど遅れる見込みです。これは、春先の低温で開花時期が5月上旬にずれ込んだことが影響しています。
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