天童市が「緑のカーテン」設置式を6月1日に開催しました。「緑のカーテン」は、つる性の植物をネット状に窓辺で育て、日光をさえぎることで室内の温度上昇を抑える取り組みです。山形県内では鶴岡市や酒田市などが今年もすでに実施していますが、今年は夏場の電力不足が懸念されることから、天童市でも初めて実施することにしました。
天童市では「窓側1列の照明はつけない」「暖房の設定温度を下げる」「トイレの暖房便座や手洗い乾燥機を使わない」など、東日本大震災の発生直後から節電に励んでいます。その結果、4月の電力使用量は前年比マイナス29.6%を達成しました。今回の「緑のカーテン」は、この節電対策の一環として行われます。
設置式には近くの市立さくら保育園の年長児22名が訪れ、一緒に24のプランターにゴーヤーの苗を植え付けし、市役所1階南側の窓脇に設置しました。ゴーヤーは、7月中旬ころには高さ3メートル、幅およそ50メートルの「緑のカーテン」になる予定で、電気料金も3割程度の削減が見込まれています。天童市財政課では「効果が出れば、来年以降も取り組みを継続していきたい」としています。
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