サッカーJ1・モンテディオ山形は、勝ち点15で第8位のヴィッセル神戸を天童市のNDソフトスタジアム山形に迎えて、J1第16節を戦いました。
10試合を終えて1勝2分け7敗と、結果だけを見ると非常に厳しいシーズンを迎えています。ケガ人続出の影響もあって若手選手がスターティングメンバーに起用されていますが、あともう少し!という惜しい試合が続いていました。そして今夜、後半8分にFW大久保哲哉(おおくぼ・てつや)選手、後半38分に伊東俊(いとう・しゅん)選手がゴールを決め、これまでの苦難を払拭する完封勝利を収めました。
JR天童駅から天童温泉へ向かう道路沿いに、チームカラーのクリムゾンレッド(深紅)で染められたヴィッセル神戸を歓迎するノボリ旗が掲げられました。
午前7時30分のスタジアムでのシートチェックでは、まだ神戸サポーターは集まっていませんでした。開場に合わせて午後4時ころにスタジアムに到着すると、神戸ナンバーの車がいくつかありました。最後の高速1,000円で遠路はるばる駆けつけたようです。
NDソフトスタジアム山形(陸上競技場)と体育館のあいだでは、午後5時の開場を前にフードコート(屋台村)がオープンしました。日中は暑くて朝晩は涼しい村山盆地特有の季節になってきたことで、新しい夏向けのメニューを用意してきたお店もあります。
午後からの雨降りで一時は小さくなっていた「モンテス」も、入場後にはいつものように巨大化してました。その前では、子どもたちがモンテディオ山形のスクールコーチと一緒にサッカーを楽しんでいます。
また、ファンクラブ会員限定の選手サイン会では、DF石川竜也(いしかわ・たつや)選手とDF前田和哉(まえだ・かずや)選手が登場しました。もらってきたサインを友達に見せると「えぇ〜!失敗したぁ〜!並べばよかったぁ〜」というお約束の反応が、黄色い声とともにあちこちからあがっていました。
NDスタ名物の「炎のカリーパン『対戦相手を喰っちゃおー!』」、今回は
を加えた4種類が販売されました。「ぼっかけ」というのは神戸市長田区が発祥の食べ物で、牛すじとコンニャクを甘辛く煮たものです。ラーメンやうどん、カレーなどのトッピングにしたり焼きそばに入れたりと、多種多様な食べ方をされているようです。
「これまでと違って、なんか人が少ないなぁ」と思っていましたが、開場するとハッキリ分かりました。土曜日でみなさんお仕事なのか、さくらんぼシーズンで余裕がないためなのか、お子さんの大会などがあるためなのか、寂しすぎる! スタジアムはガラガラです。
キックオフの午後7時に近づくにつれてスタンドは埋まってきましたが、入場者数は6,587人しかありませんでした。この日のJ1リーグ戦ではダントツの最低記録です。モンテディオ山形がJ1リーグに参戦して3年目になりますが、「盛り上がっているのはやっぱり限定的なのかも?」と自身がなくなってきます。
形式上「ホームタウンは山形県内の全市町村です」とクラブが言うのは仕方ありません。ただ、スタジアムまでのアクセスが良くないため「行きたくても行けない!」という人も多いと思います。だからこそ、天童・山形での誘客PRをクラブ、サポーター、行政が一致団結してもっともっとやっていかないと、入場者数を増やすことはできないと思ってしまいます。
試合後はさぞかしフードコート(屋台村)も賑わっているだろうと思ったものの、思いのほかそれほど人が多くありませんでした。入場者数が少なかったことが最大の原因でしょうが、どこの屋台も在庫の処分に苦労しそうな感じでした。
試合が終わって午後9時、なんだかんだで自宅に帰ると天童市内でも午後10時近くになってしまいます。鶴岡・酒田などの庄内地方では、午後11時を過ぎるでしょう。屋台の人たちのためにも、天童・山形などスタジアム周辺からの誘客がもっと必要です。
久々にグッズ売店をのぞいてみると、「ペロリン」グッズも販売されていました。「ペロリン」は山形県農産物等統一キャッチフレーズ「おいしい山形」のシンボルマークで、NDソフトスタジアムには着ぐるみがたびたび登場しています。
とりあえずハンドタオル300円をGet! このほか、マスコットキーホルダーやぬいぐるみも販売されていました。グッズを購入すると、グッズ専用のバックと山形の農産物をPRする冊子もプレゼントされました。
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