7月2日（土）から開催される「おくのほそ道　天童紅花まつり」を前に、実行委員会が紅花の押し花付きハガキで誘客PRを行っています。これは、東日本大震災や原子力発電所の事故による影響で観光客の減少が懸念されることから、これまで紅花まつりに訪れた県外の皆さんに足を運んでいただこうと企画されたものです。

　天童押し花サークルのメンバー12名が6月10日（金）に集まり、150枚のハガキに紅花の押し花を貼り付けたりパステルで葉や茎を描き、「天童の紅花は今年も元気に育っています。ぜひ、上貫津（かみぬくづ）の紅花畑においでください」というメッセージ入りの招待状をつくりました。この招待状は昨年と一昨年に紅花まつりに訪れ、紅花染めなどを体験した仙台圏や北海道、京都などの方々です。天童商工会議所女性部のメンバーが手書きで宛名を記し、6月15日から17日にかけて投函されます。

　今年の「おくのほそ道　天童紅花まつり」は、7月2日（土）から7月10日（日）の日程で開催され、紅花染めや紅花摘みなどの体験イベントも行われます。紅花の種まきや育成管理など、今年は福島県から避難してきた方々もボランティアでイベントに関わっています。

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