天童市の造り酒屋・出羽桜酒造のお酒が、イギリスで最も歴史のある王室御用達の高級ワイン店「ベリー・ブラザーズ＆ラッド」に入荷されました。ベリー・ブラザーズ＆ラッドは1698年に創業し、1903年に初の王室御用達指定を受けました。現在はエリザベス女王とチャールズ皇太子から指定を受けていて、2008年には東京に日本支店をオープンしています。

　店先に並べられたのは「純米大吟醸一路(じゅんまいだいぎんじょう・いちろ）」と「桜花吟醸酒（おうか・ぎんじょうしゅ）」で、10月中旬にロンドンの本店に入荷されました。出羽桜酒造のお酒は、ロンドンで開かれている世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」の日本酒部門にも参加し、優勝の栄光を手にしたこともあります。

　出羽桜酒造では「大変名誉なこと。日本酒が世界で認められてきた証しだ」とコメントしています。ロンドンでは日本食人気の高まりに伴って、日本酒が飲める飲食店が定着してきているそうです。将棋と出羽桜酒造のお酒を通して、「天童」の名前が今後ますます世界に広がっていくことが期待されます。

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■天童のニュース：出羽桜酒造

http://www.ikechang.com/news/dewazakura.html

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