サッカーJ1・モンテディオ山形は、第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会の3回戦でJ2の京都サンガF.C.と対戦しました。京都は来シーズンのJ1昇格がなくなり、J2で活躍することが決まっています。J2降格が決まったモンテディオ山形としては、来シーズンを占う意味でも、そしてリーグ戦後も試合が続けられるかどうか、重要な試合でした。
「平日の夜」「気温3.6度」「J2降格が決定」というなかで集まったのは1,849人。2,000人はいくだろうなと思っていましたが、この数字にはさすがに唖然としてしまいました。しかし、逆に考えれば、こんな状況でもモンテディオ山形を応援する人たちが1,849人はいるという見方もできます。
しかし、試合内容は気温以上に寒いもので…。試合開始早々に2点を奪ったものの、その後は今シーズン何度も何度も見てきた「よくある光景」。
試合後には、ゴール裏から激しいブーイングが起きました。「金返せ!」「やる気が無いならやめちまえ!」といった怒号も響き渡りました。私はといえば「このチームが勝つにはどうしたらいいんだろう」「このチームでは、もうどうにもならないんだろうか」といった感じで、何も言葉にならず、騒然としている状況を眺めていました。今回ばかりは、ゴール裏の怒りに同情してしまいます。
サポーター連合は、11月19日(土)に行われるモンテディオ山形×アビスパ福岡戦で、試合の勝敗に関わらず以下の3つの行動に取り組むことを表明しました。
なんか「終わったな」という感じです。やっぱり、すべてをリセットして、選手もフロントも新たな体制で臨まないとなんにも変わらないんだなぁ、と思いました。ただ、この日の活躍を見ていると、宮沢キャプテン(宮沢克行選手)だけには来期も残って欲しい!と思いました。「年齢的にもう厳しいでしょ」という声も聞かれますが、気持ちの入ったプレーを見ていると、来年も残ってもらわなければならない選手だと思います。
この日の試合で気づいた点がもう1つ。いつものリーグ戦であれば、勝ち負け関係なく後半になると帰り始める人がいるのですが、この日は最後の最後まで、ずうっとみなさんタジアムに残っていました。どんな状況でも応援する人が1,800人はいる、逆に考えれば、現時点での「サポーター」は1,800人しかいないとも言えます。
試合後に怒号が飛び交った状況に理解はするものの、スタジアムが楽しい雰囲気じゃないと人は集まらないというところもあります。なかにはそれほど感情移入していないものの、「みんなで一緒に応援するのが楽しい」ということでスタジアムに足を運んでいる人たちもいるのではないかと思います。
試合後の騒動については、ブーイングする人たちの気持ちも分かるものの、あんまりやりすぎないほうが将来的には「山形」のためにいいのかな、という気持ちもあって、自分のなかではうまく整理ができていない状況です。勝っても負けても選手たちにブーイングしない、拍手で鼓舞するというスタイルに「生ぬるい!」という声もありますが、そういうチームカラーを「山形」が目指してもいいのかも?という気持ちもあります。
開場は午後5時、試合開始が午後7時でしたたが、スタジアムに到着したのは午後6時過ぎ。ウォーミングアップのために選手たちもすでにピッチに登場していましたが、「まずは腹ごしらえを」と屋台村(フードコート)へ。
リーグ戦と違って天皇杯は入場者数も少ないため、出店の数も限られています。そばが食べたかったので、今回は試合前・試合後とも「味処おの」を利用しました。
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