サッカーJ1・モンテディオ山形は、既にJ2降格が決まっているアビスパ福岡を天童市のNDソフトスタジアム山形に迎えて、J1第32節を戦いました。「2012 J2 第0節」などと揶揄された対戦カードと寒い雨のためか、入場者数は5,053人。今季のワースト記録となりました。
都合により後半からの参戦となったため、今回は少ししか写真はありません。
都合により、スタジアムに着いたのはハーフタイムになってから。前半途中ですでに2点入れられていることは知っていましたが、駆け足で駐車場からゴール裏に向かうと、ぞろぞろと家路につく人たちとすれ違いました。「どういうことなんだ?」と思いながらもスタジアムに入ると、点数は0対3。結果的には0対5と「夢スコア」で終わってしまいました。
後半から見た限り、個人的には、先日の天皇杯よりも選手のがんばりは感じらる印象でしたが、やってもやってもゴールを奪えない状況にプッツリと緊張が切れたのか、最後の最後に立て続けにゴールを決められてしまいました。
で、試合内容の不甲斐なさもあり、地元メディアで取り上げられているように、試合後には選手バスの前にサポーター集合、となりました。
ニュースを見て知った人たち、状況が分からない人たちからすると「0対5で負けたから文句を言っている」「J2降格だから理事長に辞任を求めている」「ゴール裏のサポーターがみんなで文句を言いに集まった」と思われているかもしれません。
思いのほか多くの人たちが集まりましたが、多くの人たちは「選手たちがどういう気持ちでいるのか本音を聞きたい」ということで集まっていたと思います。もともと「バス囲み」をする予定ではありませんでしたが、試合後に選手たちがスッと帰ってしまったこと、J2降格決定後に理事長がまだ姿を見せていないこと、理事長の辞任を求める署名を手渡すべき人が現れなかったこと、などから一気に不満が爆発してしまいました。
小林監督を責める気持ちはなかったと思います。結果的に小林監督や宮沢キャプテンにつらい思いをさせることになってしまったのは悲しい事実ですが、選手たちのいまの気持ちを知ることができて、サポーターから選手に対しての信頼は戻りつつあったのではないかと思います。ただ、集まった多くの人たちは、ほかの選手たちの言葉を聞きたかったかもしれません。
選手や監督に対しては「次がんばれよ!」と拍手が沸き起こりましたが、2,185人の署名とともに辞任を要求した川越進(かわごえ・すすむ)理事長に対しては激しいブーイングが起こりました。これは、J2降格したためというよりも、累積赤字快勝のための取り組みが見えないことが一番大きな理由でしょう。
川越理事長があまりトークが得意でないのは前から分かっていましたが、このときの第一声が決定的にまずかったと思います。進退について問われ、口から出た言葉が「とりあえず、まだ…」だったため「『とりあえず』って何だ!」とキレてしまった人が多かったのではないでしょうか。わたしも最初耳を疑ってしまいました。「余計なことはしゃべらず、『あと2試合残っているので、最後までがんばらせてください!』みたいにシンプルに答えて退場すればよかったのに」と思ってしまいました。
NDスタ名物の「炎のカリーパン『対戦相手を喰っちゃおー!』」、今回は
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