寺津児童クラブ創立10周年記念式典が5月26日(土)に市立寺津公民館で開催されました。寺津児童クラブは共働き世帯などの児童を放課後に預かるための組織で、現在は14名の児童が入所しています。
式典では、大石健四郎(おおいし・けんしろう)寺津児童クラブ協会長が10年間の歴史を振り返りながら天童市や地域のみなさんの協力に感謝しました。続いて、山本信治(やまもと・しんじ)が祝辞のなかで平成24年度に天童市に組織された天童市行財政改革推進本部の取り組みについて触れ、
寺津地区では以前から人口減少、児童数の減少が問題となっていました。そんななか、平成12年に地区外から転入者がありましたが、放課後学童保育所がないためにすぐに転出してしまうという事態が起きました。地区ではこのことを重く見て、地域の有志などで組織する寺津地域づくり委員会が中心となり、すぐさま学童保育所の設立に動き始めました。物件探しから職員探しまで、地域の有志が方々を訪ね歩き、市立寺津公民館の旧・管理人室を利用できることにめどがつきました。
そして平成14年7月、児童8名と指導員2名で、活動スペース6畳2間の「寺津児童クラブ」が発足しました。小規模な児童クラブということで苦労するところも多いのですが、全員で博物館や美術館に出かけたり、天童商工会議所の厚意で海外姉妹都市などの訪問団との食事会に招待されたり、といったメリットもあります。寺津児童クラブは、地区の人口減少の歯止めになると共に、地域の発展の礎になるものです。
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