天童市立寺津小学校の児童88名と地域のおじいちゃん・おばあちゃんが一緒に干し柿をつくる「干し柿づくり体験」が、寺津小学校の体育館で開催されました。これは寺津地域づくり委員会が主催して行っているもので、今年で6回目になります。1年生から6年生まで数名ずつでグループをつくる「縦割り班」に地域の「先生」が入り、柿の皮をむいて紐に吊るす作業を一緒に行いました。
コンテナ15箱分(およそ1500個)の柿は、寺津の大木健(おおき・たけし)さんと、藤内新田の太田藤昭(おおた・ふじあき)さんが提供してくださり、地域づくり委員会のメンバーおよそ10名で収穫しました。
柿を収穫する藤内新田のみなさん。時おり雨が強くなるなか、午前9時からおよそ1時間で収穫を終えました。
柿を吊るしやすいよう、柿1個1個の枝をT字にしつつ、ちょうどよい長さに整えます。
午前中に収穫したのはコンテナ10箱分。寺津のみなさんは、前日に5箱分を収穫しました。
干し柿づくりに挑戦する児童たち。それぞれグループごとに丸くなり、ところどころに地域の「先生」が入ります。
今年で6年目になるので、ずうっとやってきた上級生は手際よく作業を進めていきます。
地域の「先生」とお話しながら皮をむいていきます。
低学年の児童には「こうやるんだよ」と手本を見せながら作業を進めていました。
うしろから手を取り、包丁の使い方を教えてくださるかたもいらっしゃいます。
中にはよそ見しながら皮むきできる児童もいて、テレビ局で取材していました。
1人10個の柿の皮をむいて、紐に吊るしていきます。
ビニールのより紐を少しほどいて、T字になった柿の枝の差し込み、紐に吊るしていきます。
吊るした柿をみんなでお披露目する様子があちこちで見られました。
吊るされた柿はこれから約1か月天日干しされ、冬休みの「おみやげ」として持ち帰ります。
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