今度の日曜日に開催される第18回天童冬の陣「平成鍋合戦」へ、初参加する長井1000人芋煮会実行委員会の「旨Sio芋煮鍋(うましおいもになべ)」が、山形新聞の地域面で紹介されました。
長井市の長井1000人芋煮会実行委員会(沼沢岩夫代表)が、地域の食文化、芋煮と馬肉を組み合わせた鍋を新たに開発し、12月2日に天童市で開かれる第18回天童冬の陣「平成鍋合戦」に初参加する。メンバー一同、「長井の馬肉を大いにPRしたい」」と気勢を上げている。
開発した鍋は「旨Sio芋煮鍋(うましおいもになべ)」。馬肉、里芋、ミニ玉こん、大根、ニンジン、キクラゲを塩味で煮込み、ニラ、ミズナ、長ネギ、キクをトッピング。ゆずこしょうを入れて食べる。10月に同実行委員会が開催した「長井1000人芋煮会」で、馬肉を使った塩味仕立ての芋煮を限定販売したところ、「脂身が滑らかなバターの風味がする」「とてもまろやか」と大好評だったため、大会出場を目指して味に改良を重ねてきた。
長井では、戦前から馬肉チャーシューや馬刺しなど馬肉を食べる文化があり、現在も「馬肉ンラーメン」が有名。長井商工会議所青年部が馬肉を使って開発した「ばかうま鍋」は第16回鍋合戦で準優勝し、市内のテンポでメニューに加わっている。また長井商工会議所はことしから、8月29日を「馬肉の日」に定めている。
鍋合戦当日は1杯300円で350食を販売する計画。馬肉の日のイメージキャラクター「バーニック・ナガイ」の着ぐるみも「出陣」し、呼び込みにひと役買う。沼沢代表は「馬肉と長井を仲間と楽しくアピールできれば。
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