3月4日に行われた天童市議会定例会一般質問において、天童芳賀タウン(天童市芳賀土地区画整理事業)に出店が予定されているイオンに関する質問が出されました。山本信治(やまもと・しんじ)天童市長は
本会議を開き、海鋒孝志、狩野佳和、武田正二、水戸芳美、矢萩武昭、伊藤護国の6議員が一般質問を行った。
芳賀地区で進む土地区画整理事業について山本信治市長は「同地区に出店予定のイオンと芳賀土地区画整理組合で最終協議が進んでいる。イオン側が購入する保留地の契約は既に済んでおり、借地部分についても仮契約が完了したようだ」と説明。イオン進出に向けた今後の同行については「設計と施工について西松建設が受注し、現在、設計を進めている。出店日時は明らかにされていないが、大規模小売店舗立地法(大店法)届け出のため関係機関と協議を行っているようだ。天童商工会議所がイオン側に対し、土地利用計画と出店計画の説明を依頼したとも聞いている」と答弁した。
次に、「芳賀タウンの進捗状況について」の「イオンの出店計画について」申し上げます。
芳賀土地区画整理事業は、今年で6年目を向かえ、平成28年度の完成を目指して、都市計画道路の整備、区画道路の整備、宅地造成等、順調に事業が進められております。保留地の公売も一昨年に続き、昨年の10月に第2期分譲として40区画を公売し、現在まで38区画の契約が行われ、現在建築も進められております。芳賀タウンには、昨年から入居がはじまり、すでに37世帯が入居し、新しい街で生活が始められております。また、建築確認申請についても、現在までの累計で約100件を越えており、芳賀タウンがもたらす経済効果は、大変大きなものがあると思っております。
イオンモールの出店計画については、現在、土地区画整理組合と出店に向けた最終の協議が進められており、組合による敷地造成工事が進められております。イオンモール出店予定地の契約状況につきましては、保留地の契約はすでに完了しており、借地部分についても仮契約が完了していると伺っております。また、組合では、イオンモール株式会社に対し、天童市との災害時協定の締結の要望や、大規模の雇用が見込まれることから、市内居住者を優先した雇用の取り組みなどを要望していると伺っております。
イオンモール本体の設計・施工につきましては、西松建設株式会社が受注し、現在、設計を進めており、建築確認申請を提出する前段として、本市の地区計画等の打合せを行っているところであります。
出店日時については明らかにされてはおりませんが、現在、「大規模小売店舗立地法の届出」のための関係機関との協議を行っており、今後、「大規模小売店舗立地法の届出」や、「建築確認通知」後に工事に着手をしたいと伺っております。また、先日、天童商工会議所が、イオンモール株式会社に、土地利用計画及び出店計画についての説明の依頼をしたと伺っております。
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