サッカーJ2・モンテディオ山形は、岐阜県岐阜市の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で、J2リーグ第11節FC岐阜戦に臨みました。引いて守るFC岐阜に対して攻め手を欠いたモンテディオ山形は、秋葉選手のゴールで勝ち越ししたものの直後に追いつかれ、結果1対1の引分けに終わりました。
J2リーグ戦は基本的に日曜日開催のためなかなかアウェイ遠征ができないのですが、この日は幸いにしてゴールデンウィーク中日だったため、今季初めて参戦することができました。
午後8時30分過ぎに天童を出発し、天童〜(国道13号)〜小国町〜(国道113号)〜新潟・荒川胎内IC〜(日本海東北自動車道〜北陸自動車道)〜富山・小矢部砺波JCT〜(東海北陸自動車道)〜関IC〜長良川競技場というルートで岐阜に向かいました。
Googleマップでは「8時間35分」という検索結果が出ましたが、途中休憩することもあり、スタジアムとなりの駐車場に着いたのはちょうど12時間後でした。
キリのため50キロ規制の東海北陸自動車道。対面通行区間のため、注意が必要です。
全長10,710メートルの飛騨トンネル。道路のトンネルでは国内3番目の長さです。
東海北陸自動車道の上り線には合計54のトンネルがあります。
入場待機列に荷物を置いたあと、スタジアムの北となりにある崇福寺(そうふくじ)に足を運んでみました。ここは織田信長とゆかりのあるお寺で、織田信長が岐阜に来てすぐ菩提寺にしました。「本能寺の変」で信長と信忠が亡くなったあとには遺品が送られ、本堂裏には信長・信忠父子の廟所があります。
まだまだ広く知られていないように思いますが、実は天童市も織田信長と深いつながりがあります。織田家十代の織田信美が山形県の高畠から天童に移って天童織田藩を築いたり、織田信長を祭った建勲神社(たけいさおじんじゃ)が天童市の一大イベント「人間将棋」が行われる舞鶴山の西斜面にあったりと、「天童=将棋駒」というイメージが強いのですが、将棋以外のこともいろいろあります。
ということで、せっかくの機会なので参拝してきました。
ビジター自由席の待機列から崇福寺の入り口までは徒歩5分の距離です。
入り口のそばには、織田信長と織田信忠の廟所を説明する案内板があります。
崇福寺の参道。立派なお庭が続いています。
本堂裏にある信長・信忠父子の廟所。なぜかクマバチが大量発生してて、遠くから眺めて退散しました(>_<)
スタジアムがある「岐阜メモリアルセンター」では「ぎふスポーツフェア2013」と題してさまざまなスポーツ大会が行われていました。そのなかの1つとしてオリエンテーリング体験教室が開催され、入場を待つモンテサポーターも参加していました。
オリエンテーリング体験教室に参加するモンテサポもたくさんいました。
幼児児童広場には巨型山東竜(シャントンゴザウルス)の原寸大彫刻が展示されてました。
FC岐阜のフードコートは、メインスタンド正面の入り口前にあります。いずれの入り口もスタジアム2階部分に位置していて、このフードコートも歩道橋(ペデストリアンデッキ)に設置されているようなイメージになります。ご当地モノからスナック類まで、幅広いラインナップがありました。
メインスタンド入り口前にあるフードコート。暑いのでとりあえず冷たいものを…。
「けずりいちご」(500円)は凍らせたイチゴをスライスして練乳をかけた商品です。
飛騨牛串焼き(500円)。焼き立てはやっぱりおいしいです。
飛騨牛バーガー(600円)。
五平餅(200円)。潰したご飯を甘じょっぱいタレで串焼きにしたもので、J1時代に豊田スタジアムでも食べました。
ハーフタイムの「せき親善大使」のボール投げ入れでゲットした「関ぷりん」。
関市の洋菓子店フレシュールの商品で、地元農場の生乳と地鶏の有精卵を使ったものです。
ペッカくんも登場して、山形のPRに一役買っていました。
スタジアム内のグッズ売り場では、選手の生写真コーナーもありました。山形でもこういうのがあるといいですね。
岐阜メモリアルセンター長良川競技場は収容人数2万人の陸上競技場です。われらがNDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園陸上競技場)と違うのは次の2つでしょうか。
岐阜メモリアルセンター長良川競技場の様子(ビジター側からの眺め)
ピッチに近いところはベンチ席、上段は芝生席になっています(芝生は養生中のため立ち入り禁止)。
FC岐阜のサポーターは、バックスタンドで応援するようです。
選手に声援を送るFC岐阜のサポーター。
FC岐阜は、Jリーグで唯一マスコットキャラがいないチームでした。そこで、岐阜国体のマスコットキャラ「ミナモ」がFC岐阜に「レンタル移籍」して活躍することになり、就任式典などが行われました。
ホーム自由席のうしろにあるビジョンには「ミナモレンタル移籍」の文字も出てました。
試合前にピッチに姿を現したミナモ。1人だけかと思いきや…。
次から次へと出てくるミナモ「たち」。設定上は複数もアリなキャラクター?
調べたところ「ミナモはキラキラした川の水面(みなも)に住んでいるキラキラの妖精です」とのこと。
ということで、何人いてもOK!なようです。ピッチには11人のミナモが整列しました。
そのうちの1人がFC岐阜のユニフォームを着て中央に立ち、マスコットキャラクターの就任委嘱を受けました。
FC岐阜はJリーグで唯一マスコットキャラがいないチームだったこともあり、マスコミの反応も大きいようです。
式典後、ファンサービスをするユニフォームを着たミナモ。
ほかのミナモも、メインスタンドに手を振ってアピールしていました。
試合後、スタジアムから1.4キロメートルのところにある「長良川うかいミュージアム」に立ち寄りました。ここは2012年(平成24年)8月1日にオープンした施設で、伝統文化である「長良川の鵜飼」の歴史や鵜の生態などについて知ることができます。
スタジアムのすぐ南側には長良川が流れていて、岐阜城がある金華山も見えます。
試合後には、長良川鵜うかいミュージアムを訪れてみました。
道路側溝のフタにも、長良川のデザインが施されています。
長良川うかいミュージアムのすぐとなりには長良川が流れていて、舟も置いてありました。
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