サッカーJ2・モンテディオ山形は、天童市のNDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園陸上競技場)に徳島ヴォルティスを迎えてJ2リーグ第18節を戦いました。前半39分に中島裕希(なかしま・ゆうき)選手、後半35分に西河翔吾(にしかわ・しょうご)選手がゴールを決めスタジアムで声援を送る誰もが勝利を確認した矢先、後半40分、後半42分と立て続けにセットプレーから失点し、まさかの引分けに終わりました。
徳島の2点目については、副審が旗を揚げて左右に振っていたものの主審はそのままゴールを告げ、選手たちの抗議も受け付けずそのまま引分けで終了、という予想だにしない終わり方に、「はぁ?」という声があちらこちらから上がっていました。
そういうきわどいプレーにならないようにしていくのが、いまのモンテディオ山形の課題なのは間違いありません。が、こういう「微妙な判定」がJ1と比べるとJ2ではあまりにも多すぎて、選手もサポーターも気持ちの切り替えが難しいと思います。
徳島ヴォルティスのトラックと対戦カードを表示したビジョン。その周りにはたくさんの親子連れが集まっていたので何があるのかと思いきや…。
試合前のピッチ上では、モンテディオ山形サッカースクール、岩手県キッズサッカークラブ、鶴岡地区キッズサッカースクールの3つのチームが参加したフレンドリーマッチが開催されました。集まっていたのは、このイベントへの参加者だったようです。
フードコートのそばでは、「みんなで踊ろう!花笠踊り」と題して、サポーター有志が花笠踊りが披露しました。写真で見ると、踊ってる人たちも周りで見ている人たちもユニフォームを着てるので、よく分かりませんね。なぜこんなに人が集まっているのかといえば、Jリーグ名誉女子マネージャーの足立梨花さんも参加していたのでした。
ビジョンの対戦カード。この日はスポンサーであるきらやか銀行の「きらやか銀行Go!Go!応援マッチ」として開催されました。
試合前に両チームのスターティングメンバ―が紹介され、ビジョンに前・モンテディオ山形の監督の「小林伸二」の名前が表示されると、スタジアムから拍手が沸き起こりました。
ビジター自由席の徳島サポーター。遠路はるばる、およそ30名のサポーターが応援にかけつけました。
ハーフタイムには、モンテディオ山形のマスコットキャラクター「ディーオ」と、きらやか銀行イメージガール「きらやかさん」として2013年度ミス日本「水の天使」横山林沙さんがスタジアムを回りました。
NDスタ名物の「炎のカリーパン『対戦相手を喰っちゃおー!』」、今回は徳島にちなんだ「フィッシュカツ」「なると金時」「わかめ」「竹ちくわ」「なると」の5種類のカリーパンが販売されました。
メニューその1「フィッシュカツ入りカリーパン」
フィッシュカツは徳島のソウルフードで、魚のすり身をパン粉で揚げ、カレーなどのスパイスで味つけされた食べ物です。
メニューその2「なると金時入りカリーパン」
「なると金時」は鳴門海峡の砂地で作られたさつまいもで、おもに鳴門市、川内町、松茂町で栽培されています。
メニューその3「わかめ入りカリーパン」
徳島県はわかめの生産量が全国3位で、「鳴門わかめ」のブランドで販売されています。
メニューその4「竹ちくわ入りカリーパン」
「竹ちくわ」は徳島県小松島市の名産品で、小魚の身を練り合せて、青竹に巻きつけて焼いたものです。
メニューその5「なると入りカリーパン」
「鳴門の渦潮」にちなんで名づけられたといわれている、かまぼこの一種です。
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