日本テレビの「24時間テレビ」で集まった募金を届けるために山形新聞社を訪れたイオンが、天童芳賀タウンに建設中のイオンモール天童(仮称)について「2,000人の雇用が生まれる」と説明しました。これまでイオンモール天童(仮称)による雇用は「1,000人規模」と伝えられてきましたが、テナント等を含めるとこの倍の数になるようです。
10月からは、オープニングスタッフの就職説明会が開催されています。現時点では「来春オープン」とされていますが、近々、具体的な開店日が公表されるのではないかと思います。
イオンリテールの中川伊正(なかがわ・いせい)執行役員東北カンパニー支社長が1日、山形市の山形メディアタワーを訪れ、寒河江浩二山形新聞社長、本間和夫山形放送社長と懇談。来春春、天童市芳賀地区にオープン予定のイオンモール天童(仮称)で2千人の雇用を創出し、全国の店舗網を活用して県内産品の販路拡大に取り組む考えを示した。
イオンモールの村上浩一イオンモール天童ゼネラルマネージャーらと共に来社した。イオンモール天童の専門店には約130店舗が入り、全体で2千人の雇用が予定されているという。既存商店街とのすみ分けについて中川支社長は「県内にも魅力的な店、商店街が多くある。われわれは仙台圏など県外に出ていたお客さまが地元でしっかり買い物できる店づくりを目指す。生活しやすさによる人の定着、雇用でも社会貢献できると考える」とした。
イオン山形北、山形南、東根店に関しては現行の小売業態のまま営業を継続するとした上で「天童店のオープンにより消費者の流れが変化するだろう。地域ニーズを把握し各店の個性を出す。店舗を使い分けてほしい」と話した。東北、地域振興については「各県で地元産品のフェアを定期開催してきたが、イオンの全国の店舗網を使い、東北、山形の優れた商品の消費を拡大したい」と述べた。
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