天童市と文化振興等相互交流協定を締結している宮城県多賀城市で、平成25年度企画展「仙台藩準一家天童氏」が10月12日から12月15日までの日程で開催されています。このイベントの記念事業として、宮城学院女子大学教授のJ・F・モリス氏による記念講演「天童氏と八幡のまち」が11月2日に多賀城市文化センター展示室で開催されました。
150人の定員に対して、会場には立ち見が出るほど大勢の人たちが集まりました。多賀城市以外からの参加者も多く、天童市からは水戸部知之(みとべ・ともゆき)教育長が来賓として出席しました。
天童市と多賀城市の関係は室町時代までさかのぼります。室町時代に天童を治めていた天童氏(てんどうし)が10代城主・天童頼久(てんどう・よりひさ)の時代に最上義光(もがみ・よしあき)との合戦に敗れ、母方の実家であった国分氏を頼り、家臣たちと一緒に関山峠を越えて多賀城市八幡地区へ移り住みました。現在でも天童氏の子孫が生活していて、このような歴史的な背景から、市民レベルでの交流が続けられていました。
「仙台藩準一家天童氏」パンフレット 1ページ(665KB - PDF形式) 2ページ(523KB - PDF形式) 3ページ(416KB - PDF形式) 4ページ(504KB - PDF形式) 5ページ(633KB - PDF形式) 6ページ(440KB - PDF形式) 7ページ(587KB - PDF形式) 8ページ(527KB - PDF形式) |
|
記念講演「天童氏と八幡のまち」配布資料1 図面(527KB - PDF形式) |
|
記念講演「天童氏と八幡のまち」配布資料2 0ページ(454KB - PDF形式) 1ページ(519KB - PDF形式) 2ページ(643KB - PDF形式) 3ページ(724KB - PDF形式) |
多賀城市文化センター入り口(東側)。市民会館、中央公民館、埋蔵文化財調査センターが入っています。
多賀城市文化センター入り口には、記念講演の案内看板が立っていました。
会場には、立ち見が出るほど多くの参加者が集まりました。
ときおり冗談を交えながら熱弁を振るうJ・F・モリス氏
企画展「仙台藩準一家天童氏」の会場は同じ建物のなかで行われています
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |