天童市下荻野戸(しもおぎのと)の花輪和雄(はなわ・かずお)さんが出荷した超促成栽培のサクランボが、1月5日に大田市場で初競りにかけられました。昨年は1箱12万円の値がつきましたが、今年はこれを上回る過去最高値の1箱15万円がつけられました。これは、1粒あたり2205円ほどの値段になります。
天童市の生産者が出荷した超促成栽培のサクランボ「佐藤錦」の初競りが5日、東京都の大田市場で行われ、500グラム入りが過去最高値だった昨年を3万円上回る15万円で競り落とされた。1粒当たりに換算すると2205円程度となる。
冬場に収穫、出荷するサクランボは同市内の農家が1987(昭和62)年から栽培を始めた。今年は同市下荻野戸の花輪和雄さんが116キロを出荷した。
JA全農山形運営委員会の長沢豊会長ら9人が市場を訪れ、県産サクランボの品質をアピールした。JAの担当者は「今シーズンは甘みが強い。色付きも良く高品質」と話している。
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