天童駅と高擶駅の間に設置されるJR新駅「天童南」駅について、天童市の広報誌「市報てんどう」7月1日号に工事のお知らせが見開き2ページで掲載されました。以下に、一部を抜粋します。
予定では、来年3月の開業に向けて、7月下旬から工事が始まるようです。また、駅前広場にはロータリーが設けられ、送迎の自家用車等で道路が混雑しないように計画されています。また、NDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園)の最寄り駅になることから、モンテディオ山形や対戦相手のチームフラッグを掲げる設備も計画されています。
高擶駅と天童駅の間に、新しい駅「天童南(てんどうみなみ)駅が設置されることになりました。来年3月の開業を目指して、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)による整備工事が行われるほか、駅前広場の工事も始まります。今回は、天童南駅工事の概要をお知らせします。
新たに設置される天童南駅は、高擶駅や乱川駅と同じく無人駅です。場所は、南町の県営天童南部アパートの線路をはさんだ西側になり、列車の乗り降りも線路の西側になります。ホームまでは、階段と車イスの方でも自由に行き来できるスロープが設置されます。待合室は、階段とホームの2カ所から出入りすることができ、部屋の中には、イスや乗車券の券売機が設置されます。
市では、天童南駅の整備工事に合わせて、平成26年度と27年度の2カ年で、駅前広場の整備工事を行います。新駅と駅前広場の設置にあたっては、芳賀土地区画整理事業を進めている区画整理組合と連携を図り、駅前広場の用地確保などに協力をいただいています。
既存の駅では、朝晩を中心に、通勤通学で鉄道を利用する家族を送り迎えする自家用車で大変混雑しています。これを踏まえ、駅前広場においては、送迎の自家用車が隣接する県道などに影響を与えないよう、また、県総合運動公園の最寄駅となることからタクシーや大型バスが乗り入れできるように、十分な広さの駅前広場を計画しました。
主な施設としては、公衆トイレや駐輪場を設けるほか、駅前広場の中央部にフラッグポールを設置します。モンテディオ山形のホームゲーム開催時にはチームフラッグを掲げたり、各種大会の開催時にもその大会旗を掲げたりすることができるようにする計画です。また、防犯カメラを複数台設置することも検討しています。
天童南駅は新しいまちの顔にもなることから、広場の歩道は、天童芳賀タウンで整備されている歩道のイメージと調和を図る色合いなどを検討しています。
天童南駅・駅前広場の設置工事にあたり、7月下旬から平成28年3月までの期間、近隣のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。
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