将軍家献上寒中挽き抜き蕎麦(しょうぐんけけんじょう・かんちゅうひきぬきそば)の賞味会が、アンジェリーナで開催されました。 これは、天童市麺類食堂組合(組合長:矢萩長兵衛・水車生そば店主)と天童商工会議所観光部会(部会長:伊藤彰・天童荘代表取締役社長)の主催で、毎年この時期に行われているイベントです。 「寒中挽き抜きそば」は、江戸時代末期に天童を治めていた織田信長の子孫・織田信学(おだ・のぶみち)が東北・北海道地方で唯一、将軍家に献上したものとして古文書「大成武鑑時献上」に記されているものを再現したそばです。 |
「寒中挽き抜きそば」は1月14日(水)から2月28日(土)まで、寒中挽抜きそばのノボリ旗を掲げている天童市内の8つのお店で味わうことができます。
あきばや | 天童市長岡85-1 | 023-655-2450 |
伊藤屋 | 天童市三日町1-5-30 | 023-653-2079 |
尾張屋 | 天童市交り江1-6-23 | 023-654-0147 |
水車生そば | 天童市鎌田本町1-3-26 | 023-653-2576 |
丁才 | 天童市大字成生923-3 | 023-653-3339 |
やまぶき | 天童市大字荒谷1973-1361 | 023-651-4503 |
そば処 吉野屋 | 天童市老野森3-10-3 | 023-653-3067 |
まさもりドライブイン | 天童市大字川原子4393-3 | 023-656-2627 |
江戸時代に天童織田藩が将軍家に献上したと言われる寒中挽き抜き蕎麦が、天童市内のそば店で提供されるのを前に、きょう賞味会が開かれました。
寒中挽き抜き蕎麦は、江戸末期に天童の領主だった織田信長の子孫・織田信学(のぶみち)が将軍家に献上していたそばを再現したものです。小寒から大寒にかけての最も寒い時期に挽かれた蕎麦は、うま味が最も凝縮されるとも言われていて、のどごしが良いのも特徴です。
きょうは天童市やそば店関係者などによって、織田信長が祭られている天童市の建勲神社(たけいさおじんじゃ)にそばが奉納されたあと、場所を移して賞味会が開かれました。賞味会では、天童高原で栽培された「でわかおり」が使用されました。地元のそばを一番おいしい時期に食べ放題で味わえるとあって、賞味会のおよそ700枚のチケットは完売状態。訪れた人たちは、そばを味わっては次々とおかわりするなど、大満足のようでした。
[男性客]
[別の男性客]
[矢萩長兵衛・天童市麺類食堂組合組合長]
寒中挽き抜き蕎麦は、明日から天童市内8つのそば店で2月いっぱい提供されます。
江戸時代末期に将軍に献上したそばを再現した寒中挽き抜き蕎麦を味わう催しが、天童市で開かれました。
寒さが厳しくなる小寒から大寒の間にそばを挽くことで、風味や香りがよくなるという寒中挽き抜き蕎麦。江戸時代には、将軍に献上されていたということです。きょうは、天童市麺類食堂組合のメンバーら25人が、当時の儀式にならい、織田信長が祭られている天童藩ゆかりの建勲神社(たけいさおじんじゃ)に今朝打ったばかりのそばを奉納しました。
このあと、そばを味わう賞味会が開かれ、1000円で食べ放題のチケットを購入した、およそ650人が打ち立てのそばを味わっていました。
寒中挽き抜き蕎麦は、天童市内の7つのそば店などで明日から来月28日まで味わえるということです。
天童織田藩が江戸時代に徳川家へ献上した「寒中挽(ひ)き抜きそば」の賞味会が13日、天童市のアンジェリーナで開かれた。
江戸末期に、織田信長公の子孫で第11代藩主・織田信学(のぶみち)公が北海道・東北で唯一、将軍家にそばを献上していたことから、これを再現し、12回目。天童高原で栽培した「でわかおり」を使い、低温下で味と香りを凝縮させ、ひきたて打ち立てのそばを提供している。
賞味会の前売り券約600枚はことしもすぐに完売。訪れた市民らは風味豊かなそばを楽しみ、次々におかわりしていた。賞味会に先立ち、織田信長公を祭る建勲神社でそばの奉納も行われた。賞味会は天童商工会議所観光部会(伊藤彰部会長)、市麺類食堂組合(矢萩長兵衛組合長)が主催。のぼりを立てた市内8か所のそば店で2月末まで提供される。
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