天童市の春の風物詩・天童桜まつり「人間将棋」に、タレントのつるの剛士(つるの・たけし)さんが参加することが決まりました。これは2月24日に行われた実行委員会で正式に決定したもので、毎年8月に開催される全国中学生選抜将棋選手権大会に山形県代表として出場する女子中学生との対戦も行われます。
また、今年のプロ棋士は、糸谷哲郎(いとだに・てつろう)竜王と戸辺誠(とべ・まこと)六段、女流棋士は上田初美(うえだ・はつみ)女流三段と藤田綾(ふじた・あや)女流初段がいらっしゃることも確認されました。
天童市の天童桜まつり実行委員会(会長・山本信治天童市長)が24日、市役所で開かれ、メーンイベントの「人間将棋」を4月25、26日の両日に開催することを決めた。60回目を記念し、将棋愛好家のタレントつるの剛士さんをゲストに招き、県代表の女子中学生との対戦などを企画する。
倉津川沿いで繰り広げられる「しだれ桜まつり」も同日開催とし、昼夜楽しめる祭りとsるう。恒例だった地元グループの演舞やダンスなどの対局前イベントは、会場をわくわくランドに移動し、周辺では軽トラ市や天童織田プロジェクト協議会による楽市楽座を繰り広げる。
人間将棋は、25日につるのさんと全国中学生選抜将棋選手権大会の女子県代表が対局し、続いて上田初美女流三段と藤田綾女流初段が対戦する。26日は糸谷哲郎竜王と戸辺誠六段が戦い、サイン会や百面指しなどもある。
まつり期間は4月12日〜5月6日で、子ども将棋大会、日本画展、生け花展と茶会、原崎沼ヘラブナ釣り大会なども催される。
将棋駒の生産量日本一を誇る天童市で毎年春に行われる「人間将棋」に、今年は糸谷哲郎竜王が対局者として参加することが決まった。今年は60回の節目となることから、市が日本将棋連盟に依頼して実現した。竜王位保持者の参加は、今年で2回目となる。
今年は、4月25、26の両日に開かれる。人間将棋は1956年に始まり、甲冑(かっちゅう)姿の人間を駒に見立て、対局者の指示によって、縦17メートル、横14メートルの特設の盤上で動かしていく。対局は26日午後1時からで、戸辺誠・六段が相手となる。
前日の25日には、タレントで同連盟の将棋親善大使・つるの剛士さん(アマチュア三段)が、特別企画として小学生と対局する。つるのさんは26日の糸谷竜王の対局を解説する予定。
会場は同市の舞鶴山にある山頂広場。問い合わせは市商工観光課(023・654・1111)へ。
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