冬はスキー、夏はキャンプのメッカとして知られる天童高原で、10月31日から11月4日まで「新そばまつり」が開催されます。そのピーアルを兼ねた賞味会が、10月29日(木)に開催されました。
天童高原で31日から始まる新そばまつりに合わせた賞味会が29日、会場となる天童高原地域交流センターで開かれ、関係者が緑色がまだ残る新鮮なそばを堪能し、「ことしは格別」と太鼓判を押した。
同高原では、県が開発した「でわかおり」を、異品種との交配を避けるため隔離した環境で栽培し、品種本来の味を守っている。
賞味会では、まつりを主催するNPO天童高原の工藤一夫理事長が「ことしはそばが不作といわれる中、広大な土地に分散して栽培したことで例年並みの作柄を確保できた」と説明。収穫後すぐにひいたそば粉は参加せずに緑色を残しており、工藤理事長がその場で打って、つや、香り、歯ごたえの良さをアピール。出席した市や農協関係者ら約70人が豪快にすすっていた。
まつりは11月3日までの4日間で、時間は午前11時〜午後2時。板そば並盛り500円、大盛り千円。各日250色限定で、予約を勧めている。同センター023(657)3728。
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