米ぬかから米油を製造している三和油脂(さんわゆし)が、一般社団法人東北ニュービジネス協議会の「第22回東北ニュービジネス大賞」に選ばれました。これは時代のさまざまなニーズや要請に答え、果敢に事業に取り組んでいる事業並びに事業者を表彰する制度
として6つの審査基準に基づき選考されているものです。
三和油脂の米油は、JR天童駅となりの天童市観光情報センターで取り扱っています(通販対応)
東北ニュービジネス協議会(会長・大山健太郎アイリスオーヤマ社長)の東北ニュービジネス大賞表彰制度の第22回受賞企業が決まり、本県からは最高賞の大賞に三和油脂(天童市、山口与左衛門社長)が選ばれた。表彰式が28日、仙台市の勝山館で行われた。
同社は1949(昭和24)年に設立された。東北地区で米ぬかから米油を搾油する食油製造業として伝統と実績を保ちつつも、時代の変化に対応して高難度の新技術へ挑戦し、新製品や健康食品の開発を展開。産学官連携によるプレミアム商品の技術開発やブランド化なども評価を受けた。
同表彰制度は、東北地域のニュービジネスやソーシャルビジネス事業の発展支援などを目的に毎年実施している。
東北ニュービジネス協議会(会長・大山健太郎アイリスオーヤマ社長)は28日、魅力ある新事業に取り組む企業や団体を表彰する第22回東北ニュービジネス大賞に、米ぬかからつくる米油をヒット商品に育てた三和油脂(天童市)を選んだ。
三和油脂は米油の生産などで新技術を開発。健康食品として全国的なヒット商品にした。
同社の山口与左衛門社長は「今後も研究を重ね、東北から新たなものづくりを発信していきたい」と話した。
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