天童市は、平成28年度事業として、JR天童南駅からNDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園)までのルートを、モンテディオ山形にちなんで整備します。その内容が、地元紙・山形新聞で紹介されました。
青・白・黄のモンテカラーを用いた矢印看板などがすでに設置されていますが、これから、マスコットキャラクターやチームエンブレムを用いた誘導標示などが計画されています。
天童南駅の広場に設置された矢印看板
駅から降りて歩いてくると、NDスタまでの案内板が目の前に現れます
JR天童南駅から山形県総合運動公園までは、およそ1キロメートルの距離です
パナソニックの南側の一部およそ140メートルに歩道を整備します
サッカーJ2・モンテディオ山形サポーターの利便性をアップしようと、天童市は本年度、JR天童南駅から県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形)までの通称・モンテロードの整備を行う。歩道を設置するほか、チームカラーの案内看板や照明を充実。J1昇格に向け、ハード面でもバックアップする。
モンテロードは天童南駅からアンダーパスを経て、同公園正門を結ぶ約1キロのルート。ホーム戦では多くの乗降客が利用しており、去年の鹿島戦では800人超を数えた。
市は昨年度、同駅前に青と白、黄色のモンテカラーを基調とした周辺地図、矢印の案内看板を設置。本年度はパナソニック山形工場南側の一部市道で、未整備になっていた歩道を設けることにした。
また矢印看板を増設するとともに、照明灯の設置も検討。新たに、駅や公園までの距離とともにマスコットキャラクターをデザインした道路標示の整備も計画している。市都市計画課によると、J1横浜マリノスやプロ野球広島カープの地元では、キャラクターを描いたマンホールが街を彩っているが、路面に表示するケースは全国でもあまりないという。
沿線の長岡地区でも、ホームタウンTENDO推進協議会(会長・山本信治市長)が「モンテ通り」と名付けて、看板設置や花壇整備で盛り上げを図っている。同課は「協議会とも連携を取り、観客のおもてなしに努めていきたい」としている。
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