サッカーJ2 第7節 モンテディオ山形×FC町田ゼルビアが、天童市のNDソフトスタジアム山形で開催されました。ここまで勝ち星に恵まれていないモンテディオ山形は、前節に引き続き攻守の連携がちぐはぐで、町田に0対1で敗れてしまいました。通算成績は0勝2分5敗で勝ち点2、22チーム中で最下位のままです。
試合後に選手があいさつに来たときの光景は、とても悲しく、涙が出てしまいました。選手、クラブ、サポーターの三者のあいだだけでなく、選手同士、クラブ内部、サポーター同士すべてがバラバラに見え、「どうしてこうなってしまったんだろう…」「ついこのあいだまでは、チームもサポーターもみんな一緒にがんばってきたのに…」と思ってしまいました。現状は、これまでに経験したことがない、危機的な状況です。
努力はしているものの結果が出ない、改善の様子が見られないというあまりの不甲斐なさに、試合後ゴール裏のサポーターからは「監督と直接話がしたい!」という声が沸き起こり、クラブ側に呼びかけて1時間以上待機する形になりました。石崎監督に代わって強化・運営担当の中井川茂敏取締役と石井肇強化部長テクニカルダイレクターのお二人が対応してくださいましたが、チームとしても、特効薬が見いだせていない様子でした。
ただ、この一件が、新聞等で「ゴール裏のサポーターが罵詈雑言を浴びせて居座った」的な様子で報道されているのが残念…。警官隊が周囲で待機したのは事実ですが、みなさん単純に「監督や選手はいまどう思っているのか、どう考えているのか」ということを聞きたかっただけで、中井川・石井両氏との話し合いも、終始穏やかに進められました。
チームの目標は「J1昇格」に変わりなく、選手もファイティングスピリッツを失っていないという説明があり、みなさん少しは不安が取り除かれたと思います。あとは、選手の生の声を届けてもらえれば、ファン/サポーターはもっと安心すると思います。
次のホームゲームは、4月17日(日)にモンテディオ山形×北海道コンサドーレ札幌が、午後2時キックオフで開催されます。
※こんな状況にならなければ、昨シーズンまで在籍した中島裕希選手がゴール裏まであいさつに来てくれただろうに…というのも残念でなりません。
JR天童駅の改札口を出ると、ホームゲームの告知看板が目に入ってきます
ビジョンに表示された対戦カードとFC町田ゼルビアのトラック
屋内プールの南側にある桜の並木は、一足先に満開となりました
元モンテ選手の永井篤志氏、フリーライターの佐藤円氏を迎えてモンテディオ山形を熱く語る「モントーーク!」が開催
試合前にビジョンに映し出される対戦カード
ゴール裏に集まったFC町田ゼルビア サポーターのみなさん
スターティングメンバー発表時の対戦カード
FC町田ゼルビアのメンバー発表で中島裕希選手の名前が紹介されると、スタジアム中から拍手が沸き起こりました
ハーフタイムにやってきたディーオ |
きょうはチームフラッグを振って回りました |
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