天童市の春の風物詩「人間将棋」をメインイベントとした「天童桜まつり」が、4月10日から5月5日までの日程で始まりました。開幕初日の4月10日は、午前11時から「第61回天童桜まつり開幕式・祈願祭」が織田信長を祭った建勲神社(たけいさおじんじゃ)で開催され、午後1時から「将棋の女王(こまのじょおう)コンテスト」が天童ターミナルビル「パルテ」で開催されました。
将棋の女王(こまのじょおう)コンテストでは、書類審査を経た6人が審査会に臨み、阿部汐里(あべ しおり)さんと高橋真由美(たかはし まゆみ)さんのおふたりが「第37代将棋の女王(こまのじょおう)」に選ばれました。おふたりは、4月23日(土)に行われる人間将棋の会場でお披露目されたあと、1年間に渡って天童市のキャンペーンガールとして、観光物産PRなどで活躍します。
阿部汐里さん(写真右)と高橋真由美さん(写真左)[写真提供:一般社団法人天童市観光物産協会]
おふたりのお披露目は4月23日に人間将棋の会場で行われます[写真提供:一般社団法人天童市観光物産協会]
場所を変えてあらためて撮影[写真提供:一般社団法人天童市観光物産協会]
天童桜まつりに彩りを添える第37回将棋(こま)の女王コンテストの審査会が10日、天童市のパルテで開かれ、新女王に阿部汐里さん(20)=同市、アルバイト=と高橋真由美さん(22)=村山市、ホテル勤務=の2人が選ばれた。
市内外から6人が応募。同まつり実行委員会の伊藤彰委員長ら10人が第一印象、笑顔、受け答えなど5項目で審査した。女王に選ばれた阿部さんは「前向きに自分に素直になって頑張っていきたい」、高橋さんは「人柄が気に入っている天童を全国にPRしたい」と抱負を語った。
2人は23、24の両日、舞鶴山で開催される人間将棋でデビューし、1年間にわたって市の観光、物産PRで活躍する。この日、織田信長を祭神とする市内の建勲神社で桜まつりの開幕式も行われ、関係者が成功を祈願した。
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