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天童のニュース(平成28年5月20日) (最終更新:2016年5月22日)

2016年5月20日(金) 出羽桜酒造「出羽の里」「桜花吟醸酒」がIWC最高賞に

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 世界最大規模のワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(International Wine Challenge)」の審査会が5月20日に行われ、出羽桜酒造の「出羽桜 出羽の里(でわざくら でわのさと)」と「出羽桜 桜花吟醸酒(でわざくら おうかぎんじょうしゅ)」が最高賞「トロフィー」を獲得しました。

 最高賞「トロフィー」は、純米酒や吟醸酒といった各部門で金賞に選ばれたなかから1つ選ばれるもので、各部門の「トロフィー」の中から、世界一の日本酒「チャンピオン・サケ」が選ばれます。

[山形新聞]出羽桜2銘柄が最高賞 世界ワインコンテスト日本酒部門
[毎日新聞]IWC・SAKE部門発表会 最高賞のトロフィー9部門決定
[SAY]出羽桜2銘柄が最高賞受賞

写真:「出羽桜 出羽の里」「出羽桜 桜花吟醸酒」
インターナショナル・ワイン・チャレンジで「トロフィー」に選ばれた「出羽桜 出羽の里」「出羽桜 桜花吟醸酒」
(SAY「みんなのニュース」より)

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[山形新聞]出羽桜2銘柄が最高賞 世界ワインコンテスト日本酒部門

純米酒「出羽の里」吟醸酒「桜花吟醸酒」

 世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門審査会は20日、結果を発表した。本県関係では出羽桜酒造(天童市)の2銘柄が純米酒と吟醸酒の2部門で最高賞「トロフィー」を獲得し、世界一の日本酒「チャンピオンSAKE」を決める最終選考に残った。

 神戸市で開かれた審査会には346の蔵元が1282銘柄を出品。国内外の審査員57人が▽純米酒▽純米吟醸酒▽純米大吟醸酒―など9部門ごとに金、銀、銅などの各賞を決めた。トロフィーは、複数ある金賞から1銘柄を選んだ。

 トロフィーを獲得したのは、純米酒の部が「出羽桜 出羽の里」、吟醸酒の部が「出羽桜 桜花吟醸酒」。「出羽の里」は県産酒造好適米「出羽の里」を用い、すっきりとした飲み口が特徴。「桜花吟醸酒」はフルーティーな香りと端麗でふくよかな味わいに仕上げた。仲野益美社長は「山形が日本酒にとっての『ブルゴーニュ地方』になっていければいい」と語った。

 この2銘柄のほか、純米酒の部で後藤酒造店(高畠町)の「辯天 特別純米酒 つや姫」、純米大吟醸酒の部で出羽桜酒造の「出羽桜 愛山」と米鶴酒造(同)の「米鶴 鶴翔山廃 純米大吟醸」、大吟醸酒の部で新藤酒造店(米沢市)の「九郎左衛門 雄町」が金メダル賞にそれぞれ輝いた。

 日本酒部門は2007年に設けられ、例年ロンドンで審査会を開催。日本開催は12年の東京以来2度目で、16〜18日まで審査していた。トロフィー9銘柄から「チャンピオンSAKE」の1銘柄を決め、7月にロンドンで発表される。

 トロフィーに次ぐ「県名(地名)トロフィー」、生産量が多く小売価格千円以下日本酒に贈る「グレートバリューサケ」も発表した。本県関係の受賞銘柄、蔵元は次の通り。

 ◇山形トロフィー▽純米酒の部=「辯天 特別純米酒 つや姫」(後藤酒造店)▽純米大吟醸酒の部=「出羽桜 愛山」(出羽桜酒造)
 ◇東置賜トロフィー▽純米大吟醸酒の部=「米鶴 鶴翔山廃 純米大吟醸」(米鶴酒造)
 ◇グレートバリューサケ▽普通酒の部=「米鶴醸成」(米鶴酒造)

(山形新聞2015年5月21日 第9面より)

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[毎日新聞]IWC・SAKE部門発表会 最高賞のトロフィー9部門決定

神戸初開催、県勢は金賞4点

 世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」日本酒(SAKE)部門の受賞酒発表会が20日、神戸市内で開かれた。純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、本醸造、古酒、スパークリング酒など9部門で最高賞の「トロフィー」が決まったほか、金、銀、銅賞など合わせて計504点が選ばれた。

 IWCは、英国の出版社が主催して1984年に始まり、2007年にSAKE部門を新設した。国内での開催は2度目だが、10周年を記念して兵庫県で開催。国内外の346社から計1282銘柄(昨年は300社876銘柄)が出品され、16〜18日の3日間、神戸市内で審査が行われていた。

 この日はまず金、銀、銅賞を決め、計59点の金賞の中から、9部門ごとにトロフィーが発表された。08年に「チャンピオン・サケ」を受賞している出羽桜酒造(山形県天童市)は、純米酒、吟醸酒の2部門でトロフィーに輝き、仲野益美社長(54)は「複数部門でトロフィーを受賞でき、酒造りに携わる者としてこの上ない喜び」と話した。これまでの功績をたたえ、同社には特別賞も贈られた。

 地元・兵庫県からのトロフィー受賞はなかったが、金賞に4点が選ばれ、神戸酒心館(神戸市東灘区、安福武之助社長)が本醸造、純米酒の2部門で受賞した。トロフィーの中から1点だけ選ばれる「チャンピオン・サケ」は7月7日、ロンドンで発表される。

(毎日新聞2015年5月21日 より)

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[SAY]出羽桜2銘柄が最高賞受賞

 世界最大級の日本酒の品評会で天童市にある出羽桜酒造の2つの銘柄が最高を受賞した。

 「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」の日本酒部門審査会は世界最高級の日本酒品評で今年は過去最多となる全国346の酒蔵から1282銘柄が出品された。

 20日は神戸市で9つの部門に分かれて行われた審査の結果が発表され、出羽桜酒造の「出羽の里」が純米酒の部で、「桜花吟醸酒」が吟醸酒の部で最高賞を受賞した。

仲野益美社出羽桜酒造
世界の中で日本酒が認められ世界の共通語になるように、この賞を頂いたメーカーとして努力していきたい。

 最高賞を獲得した9つの銘柄は今年7月にロンドンで開かれる国際品評会で世界一の日本酒・「チャンピオンSAKE」を争う。

(SAY「みんなのニュース」2015年5月21日 より)
(関連ページ)
■天童のニュース:出羽桜酒造
http://www.ikechang.com/news/dewazakura.html
■[2008.09.05] 出羽桜酒造の「一路」が世界一に
http://www.ikechang.com/news/2008/news0809j1.html#080905

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