全国トップクラスの天童市ふるさと納税で、体験型の返礼品として用意されている「モンテディオ山形1日社長体験」が6月3日から4日にかけて実施されています。
天童市のNDソフトスタジアム山形で行われるサッカーJ2・モンテディオ山形の試合(4日、対横浜C)に合わせ、同市の2015年度「ふるさと納税」の特典として三重県大台町の整形外科医、積木秀明さん(48)が3、4日の両日、株式会社モンテディオ山形の社長を体験している。
同市は15年度から社長体験の特典を設け、対象は100万円以上の寄付。家族全員がサッカー好きの積木さんはテレビで特典を知り、山形のGK摂津颯登選手のファンだという高校1年の長女彩乃さん(16)の強い後押しもあり、昨年12月に100万円を寄付した。
この日、家族7人で初めて来県。積木さんは同社の事務所(天童市)で森谷俊雄社長から任命書を受け取り、社員を前に自己紹介した。「責任は重大だが、それ以上に4日の試合が楽しみ。選手はけがのないように頑張ってほしい」。同社が用意したクラブのオフィシャルスーツやネクタイなどを身に付け、社長室のいすに座り、ご満悦だった。
4日はスタジアムで選手を出迎え、VIP席で観戦する。今回の特典対象者は積木さんの他にもう1人いるといい、今月12日のホーム讃岐線で社長を体験する予定。
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