「鳥中華」で知られる天童市の老舗そば屋「水車生そば」の矢萩長兵衛(やはぎ ちょうべえ)氏が理事長を務める山形県麺類飲食生活衛生同業組合が、観光誘客と業界発展のために「山形のそば・ラーメン案内人」認定事業を10月1日からはじめました。
県麺類飲食生活衛生同業組合(矢萩長兵衛理事長)は1日、組合員の店舗の中から30店舗を利用してスタンプを集めると、「山形のそば・ラーメン案内人」として認定する取り組みを始める。案内人にブログなどで情報発信してもらい、観光誘客につなげようと初めて企画した。
30日、矢萩理事長らが県庁で会見し、概要を説明。案内人には認定証とバッジを贈るほか、イベント情報を提供する。県内全組合の316店舗の住所、連絡先を掲載した「スタンプ帳」を1万6千部作製し、各店に配布。来年1月31日まで、このスタンプ帳に30店舗分を集め、各店か同組合に提出して申請する。2月に認定式を予定。やまがた観光キャンペーン推進協議会が協賛している。
同組合によると、30年ほど前の組合員数は800~900だったが、後継者不足などで年々減少。初代案内人は30~40人の認定を目標としており、矢萩理事長は「山形のそば・ラーメンの魅力を幅広く情報発信してもらうことで、観光誘客のほか、業界の発展にもつなげたい」と話した。問い合わせは同組合023(6323)5246。
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