やまがた技能五輪「第54回技能五輪全国大会」の開会式が10月22日(金)に開催され、きょう10月22日から本格的に競技がスタートしました。技能五輪全国大会は、満23歳以下の若手技能者が技能レベルを競う大会で、ものづくり産業の基盤を担う技能者の育成や技能の重要性のアピールを目的として毎年開催されています。
天童市内では、天童市スポーツセンターで電工、家具、建具、ウェブデザインの3種目、山形県総合運動公園で、構造物鉄工、タイル張り、自動車板金、曲げ板金、情報ネットワーク施工、時計修理の6種目が行われ、選手たちは日本一を目指して技を競いました。
天童市スポーツセンターには、山形県選手を紹介するパネルが設置されていました
天童市スポーツセンターの体育館で行われた電工の課題
電工(=電気工事)では、図面をもとに標準時間5時間以内で動力設備配線工事を行います
天童市スポーツセンターの屋内テニス場では、家具職種が行われました
山形県代表・株式会社天童木工の西尾佳斗選手
家具職種には全国から30名の選手が参加し、金賞を目指して技を競いました
山形県代表・株式会社天童木工の黒沼裕太選手
天童市スポーツセンター2階では、ウェブデザインの競技が行われました
競技時間11時間以内に、レイアウトやサーバーサイドプログラミングを仕上げます
画像の作成や修正を適宜行い、ウェブページを作成していきます
作成後のプレゼンテーションまでが採点基準に含まれます
山形県総合運動公園に掲げられた横断幕
山形県総合運動公園のサブアリーナでは情報ネットワーク施工が行われました
ネットワークケーブルの敷設や不具合への対応などで技を競います
山形県総合運動公園の剣道場では、タイル張りが行われました
開催地らしく、将棋駒「左馬(ひだりうま)」をあしらったデザインが課題になりました
競技時間9時間30分のうちに、こての使い方や設計に対する精度、目地幅の揃いなどで技を競います
山形県総合運動公園の2階大会議室では、時計修理の職種が行われました
会場内には、時計に使われている部品が展示されていました
山形県総合運動公園の屋内多目的コートでは、曲げ板金が行われました
曲げの部分をどれだけ正確に成形できるか、溶接の熱によるひずみにどう対応するか、がポイントです
隣には、曲げ板金での過去の課題の見本が展示されていました。これが手作業でつくられていきます。
マツダや三菱、岡村製作所に所属する選手たちが技を競いました
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |