日本将棋連盟天童支部のみなさんが、天童幼稚園の年長組26人を対象に将棋教室を行いました。これは、地域の伝統に関心を持ってもらおうと天童幼稚園が日本将棋連盟天童支部に協力を打診し、11月17日の「将棋の日」にちなんで昨年から開催しているものです。
天童は「将棋駒」の産地としては知られていますが、将棋を指す方では、日の目を見ていません。将棋に関わるみなさんのあいだでは、天童からプロ棋士を輩出することが悲願となっていて「将棋のまち天童から名人を!!」をスローガンに、このような取り組みが続けられています。
[NHK]天童で園児の将棋教室
[TUY]天童市 さすが将棋駒の里 園児が将棋学ぶ
[YTS]天童市 ”将棋の日”園児が駒に親しむ
[山形新聞]将来はプロ棋士だ 天童 園児が将棋に親しむ
将棋の駒の生産量が日本一の天童市で、小さいころから地域の文化に親しんでもらおうと、幼稚園児を対象にした将棋教室が開かれました。
教室に参加したのは、天童市にある天童幼稚園の年長組の園児26人です。この幼稚園では、将棋のまち・天童に関心を持ってもらおうと、去年からこの時期に教室を開いていて、初日の今日は、園児たちが将棋の作法や駒の並べ方など、基本を学びました。指導したのは日本将棋連盟天童支部の人たちです。
園児たちは将棋盤の前に正座しながら、小さな手で駒をつかんで並べたり、友だちと向かい合って対局の雰囲気を楽しんだりしていました。
この将棋教室は、来年3月まで合わせて9回行われることになっています。
日本一の将棋駒の産地・天童市で、きょう幼稚園児を対象にした将棋教室が開かれました。この教室は、日本将棋連盟天童支部が、将棋駒のまちから将来のプロ棋士を輩出しようと、22年間に渡り市内の小学校を中心に行っている取り組みです。天童幼稚園では、指導員たちが園児たちに将棋駒の並べ方や駒の進め方はもちろん、あいさつや礼儀の大切さを伝えていました。
将棋教室は、将棋の駒の一大生産地・天童の幼稚園で開かれ、参加を希望した年長組の園児26人が挑戦しました。「将棋の日」は、江戸時代、将軍の御前で将棋を指す日を八代将軍・徳川吉宗が11月17日に決めたのをきっかけに、日本将棋連盟が1975年に制定しました。将棋が初めての園児は、駒の並べ方に戸惑う姿もありましたが、将棋連盟の人たちがやさしく教えていました。
教室に協力した日本将棋連盟天童支部では、この夏、会員の中学生・渡辺東英(わたなべ はるひで)君がプロ棋士の登竜門・奨励会に合格しています。関係者は、目の前の園児たちも渡辺君に続いてほしいと期待を込めていました。
「将棋の日」の17日、天童市の天童幼稚園(北畠典生園長)で将棋教室が開かれた。園児たちが歓声を上げ駒の感触を楽しんだ。
日本将棋連盟天童支部の3人を講師に迎え、年長の26人が正座で参加。大泉義美会長からあいさつ、姿勢、後片付けの大切さを学び、盤に向かった。7人はルールを知っており、花輪正明・元県アマ名人との対局で王手をかける場面も。他の園児はテキストと駒の文字を見比べながら、盤上に並べることから。駒の動かし方を教わりながら、相手陣地に攻め入った。
兄と姉からルールを教わったという遠藤舜弥君(6)は「好きな駒は飛車。相手の駒を取るところが面白い」とニッコリ。大泉会長は「裾野を広げて悲願のプロ棋士を出すのがわれわれの夢」と話していた。
将棋の日は、将棋好きだった徳川8代将軍・吉宗が御前対局を
制度化したことにちなむ。教室は来年3月まで9回開催される。
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