［TUY］天童市　スターウォーズ将棋で対局

　映画スターウォーズのキャラクターが彫られた特別な将棋駒を使い、天童市でプロ棋士同士の対局が行われました。

　縦およそ10センチもある特大サイズのスターウォーズの将棋駒は、去年、天童市の駒職人、高橋稚山さんが、映画の公開を記念し制作したものです。天童市のイオンモール天童では今月16日に公開される映画「スターウォーズ」の最新作をＰＲしようと、初めてこの将棋駒を使って対局が行われました。対局は田中悠一五段が帝国軍、山口恵梨子女流二段が反乱軍の設定で行われ、２人は映画さながらの熱い戦いを盤上で繰り広げていました。

　訪れた人たちは、天童市の伝統技術と世界的な映画がコラボレートした対局の行方に、興味深そうに見入っていました。

訪れた人

スターウォーズの背景を話しながらの将棋なので、変わった将棋で、面白いなと思いました。将棋は昔からあって伝統的なものですけども、こういった新しいものとの組み合わせで、楽しく将棋が普及していけば良いなと思います。

［YTS］映画公開記念　スターウォーズ将棋プロが対局

　世界的人気のＳＦ映画「スターウォーズ」のキャラクターをデザインした駒を使って、プロ棋士の対局が披露されました。

　このユニークなイベントは、イオンシネマ天童などが16日に公開されるスピンオフ映画「ローグ・ワン　スター・ウォーズ・ストーリー」を盛り上げようと企画しました。駒は去年、新シリーズの公開に合わせ、地元の職人が展示品として製作。反乱軍と帝国軍に分かれ、ダース・ベイダーなど、おなじみのキャラクターが彫り込まれています。きょうは映画のコスプレをした田中悠一五段と山口恵梨子女流二段が実際に駒を動かし、宇宙をイメージした盤上で熱い戦いを繰り広げました。

　映画の中ではありえない攻防は、訪れた人を楽しませていました。

［山形新聞］ダース・ベイダーで王手　スター・ウォーズ将棋駒プロ対局　天童

　世界的な人気映画「スター・ウォーズ」のキャラクターを彫り込んだ将棋駒を使ったプロ棋士の対局が10日、天童市のイオンモール天童で行われた。宇宙を表した盤上で反乱軍と帝国軍が入り乱れ、熱い戦いを繰り広げた。

　将棋駒は昨年公開されたスター・ウォーズの映画にちなみ、イオンシネマ天童が企画。天童市の駒職人高橋稚山（ちざん）さんが製作した。

　対局はスター・ウォーズのスピンオフ作品「ローグ・ワン　スター・ウォーズ・ストーリー」の公開（16日）に合わせて行われた。対局者は反乱軍側が山口恵梨子女流二段、帝国軍側が田中悠一・五段。山口女流二段は「ローグ・ワン」の主人公、田中五段はダース・ベイダーに扮（ふん）して登場した。

　対局では、序盤は膠着（こうちゃく）状態が続いたが、終盤は攻め合う展開。相手に取られたヨーダ（銀将）が帝国軍として登場し、同じ角行のルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーが王将のダース・シディアスを追い詰めるなど、盤上ならではの物語が紡がれた。山口女流二段が反乱軍の駒となったダース・ベイダーで王手をかけて終局すると、観客からは歓声と拍手が起こっていた。