天童市出身のプロ野球選手・青木陸(あおき りく)選手を「囲む会」が、天童温泉のアンジェリーナで開かれました。これは、青木選手の出身である干布(ほしぬの)地区と成生(なりゅう)地区の有志が企画したもので、およそ50人が出席しました。
プロ野球・広島の青木陸選手(山形中央高出)を「囲む会」が28日、出身地の天童市のアンジェリーナで開かれた。プロ1年目の今季はけがもあり1軍には上がれなかったが、体づくりに力を入れて着実に成長。集まった住民らを前に、来季の飛躍を誓った。
青木選手は昨年のドラフト7位で入団した。キャンプで左手首を骨折し、夏に復帰。2軍戦の出場は8試合にとどまったが、秋季教育リーグでは「ほぼ毎試合に出た」と充実の表情。「けがで出遅れたが良い1年だった。トレーニングに集中できて筋力も強くなり、1軍やベテランの選手とも触れ合うことができた」とし、チームの25年ぶりのリーグ優勝にも刺激を受けた様子だった。
来季は1月中旬からの合同自主トレで始動。「一日も早く1軍で結果を残し、期待に応えたい。まずは2軍の主力に定着する」と力強く決意を語った。
囲む会は同市の干布地区と成生地区の住民有志が企画し、約50人が出席。発起人代表の水戸部光昭干布公民館長が「天童出身の青木選手の活躍が新聞にもっと載るように頑張ってほしい」と激励した。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |