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天童のニュース(平成29年1月4日) (最終更新:2017年1月8日)

2017年1月4日(水) 「新春超早出しさくらんぼ」が全国へ出荷

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 さくらんぼ「佐藤錦」を真冬の1月に味わえる「超早出しさくらんぼ」が、今年も初出荷を迎えました。これは天童市のさくらんぼ農家・花輪和雄(はなわ かずお)さんが取り組んでいるもので、ポットに植えたさくらんぼの木を夏場に冷蔵庫で冷やして冬を経験させ、秋から温室で育てて「春が来た」と錯覚させることで実を成らせるものです。

 平成27年1月からは天童市のふるさと納税の返礼品としても提供されていて、今シーズンのものは平成28年12月1日に受付を開始して2週間ほどで受付終了となりました。

さくらんぼテレビ(SAY):ふるさと納税の返礼品にも 雪が舞う中佐藤錦を初出荷
NHK山形放送局:日本一早いさくらんぼ出荷
山形放送(YBC):天童市 “超早出し”サクランボ出荷
山形新聞:白い季節に初夏のルビー 天童 超促成サクランボ初出荷

<ふるさとチョイスに掲載された山形県天童市の「新春超早出しさくらんぼ」>

写真:ふるさとチョイスに掲載された山形県天童市の「新春超早出しさくらんぼ」

[SAY]ふるさと納税の返礼品にも 雪が舞う中佐藤錦を初出荷

 県内で最も早い「超早出しさくらんぼ」が、あすの初競りに向けて出荷されました。このさくらんぼ、2年前からふるさと納税の返礼品としても人気を集めています。

 天童市の農家、花輪和雄さんのハウスでは、1月に出荷する「超早出しさくらんぼ」の栽培を14年前から行っています。超早出しのさくらんぼは、夏の間に冷蔵庫で冬を体感させ、秋から温室に移すことで、この時期に収穫を迎えます。きょうも朝早くから家族や近所の人などが、真っ赤に色づいたさくらんぼを丁寧に摘み取ったあと、手作業で1つ1つ選別していました。

生産者 花輪和雄さん
冬の季節に赤い物を目でも楽しんで、また、味も楽しんでいただきたいと思います。今年は割合天候に恵まれまして、非常に出来栄えが良く、またおいしくあがってますんで、非常に出荷するのが楽しみです。

 去年の東京・大田市場での初競りでは、500グラム20万円という過去最高値が付いたということで、今年はそれ以上を期待していました。

 超早出しのさくらんぼ、実は2年前から天童市のふるさと納税の返礼品になっているんです。天童市では、このさくらんぼを「新春超早出しさくらんぼ」と名付け、6万円以上寄附した人へ返礼品として送っています。その狙いは、天童市が全国有数のさくらんぼの産地だということをアピールするためです。

天童市市長公室 沼澤賢次さん
お正月をターゲットにした「新春早出しさくらんぼ」というのは、天童でしか作っていないさくらんぼになりまして、やはり「さくらんぼの産地」としての天童をPRする上では絶好の特産品だな、と思って掲載しております。

 「超早出しさくらんぼ」は、先月1日から寄附の募集を開始し、2週間ほどで品切れになったということです。天童市は今年度、ふるさと納税制度を使った寄附が先月末時点でおよそ32億円にのぼり、全国で3番目に多い自治体となっています。

【注釈】「32億円」「3番目」という数字は、「先月末時点」ではなく正しくは「平成27年度実績」だと思われます。

天童市市長公室 沼澤賢次さん
ふるさと納税自体が、地元の1次産業なんかを応援するのに非常にマッチした制度であると思いますので、検品体制も強化して、ほんとに質の高いものだけをお届けしていける体制を築いていきたいな、と思っています。

 きょう収穫されたさくらんぼは、全国の卸売市場や納税の寄附者のもとへ出荷されました。

(さくらんぼテレビ「みんなのニュース」2017年1月4日より)

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[NHK]日本一早いさくらんぼ出荷

 農業でも今年の仕事が始まっています。天童市のさくらんぼ農家では、日本一早くさくらんぼを市場に出そうと、夏のあいだ巨大な冷蔵庫で保管した木をその後農業用ハウスに移し、生育の時期を調整しています。

 今日は朝から、家族や近所の人が真っ赤に色づいた高級品種の「佐藤錦」を丁寧に摘み取っていました。今年の佐藤錦は着色や大きさが例年以上によく、糖度も高いということです。

花輪和雄さん
出来栄えが良く、またおいしく上がってますんで、非常に出荷するのが楽しみです。一粒一粒、味わいながら食べていただきたいと思います。

 JA全農山形によりますと、今日はおよそ120キロが東京の大田市場などに出荷され、明日の初競りにかけられる予定です。去年の初競りでは、最も高いもので500グラム20万円の値がついたということです。

(NHK山形2017年1月4日より)

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[YBC]天童市 “超早出し”サクランボ出荷

 去年、過去最高の20万円で取引された天童市の農家の超早出しさくらんぼが、きょう全国の卸売市場に向け出荷されました。

 雪が降り始め、あたりが白く染まった今朝8時、天童市荒谷の花輪和雄さんのハウスでは、従業員たちがさくらんぼの収穫作業に追われていました。今年も真っ赤に実った佐藤錦。鉢植えされた木は、去年の6月から4ヶ月間、冷蔵庫に入れられて休眠状態にしたあと、ハウスで加温。春が来たと錯覚させることで、年明けのこの時期に出荷が可能となります。

 収穫したさくらんぼは選別され、1粒1粒、丁寧にパックや桐箱に詰められました。去年は2Lサイズで500グラム入りのものが、過去最高の20万円で競り落とされました。

花輪和雄さん
去年よりも若干高い方がいいと思います(笑)非常に今年は、色も糖度もだいぶのってますんで、非常に出荷するのが楽しみです。冬の季節に赤いもの、目でも楽しんで、また味も楽しんでほしいと思います。

 今年は果たしてどれくらいの値が付くのか。出荷された佐藤錦は、あす全国50社の卸売市場で競りに掛けられます。

(山形放送「news every.」2017年1月4日より)

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[山形新聞]白い季節に初夏のルビー 天童 超促成サクランボ初出荷

 天童市荒谷で4日、超促成栽培のサクランボが初出荷された。ハウス内で育った「佐藤錦」が全国の市場に発生された。去年は東京・大田市場の初競りで、500グラム入りに過去最高となる20万円の値が付いた。

 去年6月から冷蔵庫で休眠した鉢植え240本は、10月にハウス2棟に移され、春を再現した環境で真っ赤に色づいた。花輪和雄さん(67)=同市下荻野戸=の家族、知人ら10人ほどが摘み取り、きり箱に丁寧に詰めていった。

 初夏の味覚を新春にも楽しんでもらおうと、同市の生産者が1987(昭和62)年、超の付く早期栽培をスタート。現在は14年目の塙さんが唯一引き継ぐ。「玉の肥大、着色とも良好で自信をもって出せる出来になった」といい、140キロの出荷を見込む。

 18度に保たれたハウスの外は雪模様。花輪さんは「雨じゃないけど降って地固まる年になればいいね」と笑った。

(山形新聞2017年1月5日 第30面より)
(関連ページ)
■天童のニュース:サクランボ
http://www.ikechang.com/news/cherry.html

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